クラス対抗戦
第9話 転校生はセカンド幼馴染 T
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で引き受けさせてもらう」
簪「私の為だけにありがとうございます」
マドカ「いいんだ、同学年としてのよしみだ。
あと私に敬語は要らん、名前も呼び捨てでいい」
簪「ありがとうマドカ、なら私も簪でいい」
マドカ「解った。これから宜しくな簪」
簪「うん」
理由を説明したところ、反対されるかと思ったが一発OK。しかもすぐに呼び捨てにしたりと仲良くなった。これには少しばかり驚くが、簪が成長するキッカケにもなるから良しとする。
だが……
ーーーー
白夜「なんでお前がここに居んだよ?」
鈴音「イイじゃん別に、減るもんじゃないんだしさ」
同じ席でラーメンを食べる凰が目障りだった。
白夜「お前が居るとムシャクシャするんだ」
鈴音「はあ??それが久々に会った“幼馴染”に対して言__!」
白夜「テメェ俺を暫し身体の痛みに悩ませる気か?それ以上昔の事をほざくなら容赦しないぞ」≪ガチャッ!≫
鈴音「わ…解ったわよ……」
白夜「フン」≪スッ≫
居るだけならまだいいけど昔の事を言われたらもう勘弁ならんから銃で無理矢理黙らせた。
ーーーー
マドカ「ねぇ兄さん」
ん?マドカか、一体なんだ?
白夜「どうした?」
マドカ「前から聞こうと思ってたんだが……兄さんが言ってる身体の痛みって、力を得た反動なのか?一体兄さんは、どんな痛みを味わってるの?」
箒「そういえば、セシリアとの試合の後で“マドカの件で数日間身体の痛みに悩まされた。”っとか言ってたな」
セシリア「そうなのですの??白夜さん、それはどういうことですの??」
鈴音「ちょっとちょっと、それ一体何の事よ??あたしにも言いなさいよ!」
簪「白夜、私…白夜の事をもっと知りたい。だから教えて、一体何を隠してるの?」
おいおい…まさかそれを聞くなんて無いだろ……
マドカの一言で一斉に詰め寄る女性陣。まあこれだけならまだしも……
「ちょっと、それどういうことなの白夜くん??」
「白夜くんの悩み聞いてあげるから、洗いざらい白状して!」
本音「ビャッキー、内緒にするから教えて〜」
「そうよ白夜くん、私達結構口は固いから話したらいいわよ。話せば楽になるだろうし」
他の女子生徒からも問い詰められた以上は幾らなんでも誤魔化しなんか効く筈が無い。
ましては……
楯無「みんなの言う通りよ白夜くん、君の都合は知ってるけど…幾ら君とはいえ、女の子に問い詰められたら断れないでしょ?」
“秘密にするから懺悔なさい”って書かれた開かれた扇子を持って出て来た会長からもこうも言われては尚更回避不可能だ。
白夜「はあ……仕方ない……」
辺りを取り囲む女子生徒を見回して
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