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ep.014 決戦5
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が重く感じる。
次に虚像は払った左手を床に滑らせ、ローラーのように瓦礫ごと的場を呑み込もうとする。
的場は歯を食いしばって立ち上がり、左足を引きずりながら攻撃から逃れようとする。
『俺....は.......ま.....だ.....................。』
的場はあまりにも重い目蓋を閉じた。
自分の終わりを悟った。
『ここで終われないよ、君は。』
突然、自分の中から声が聞こえた瞬間的場は目覚めた。
目の前にはローラーのように瓦礫ごと的場を呑み込もうとする虚像があった。
『君には、真の力があるんだ。』
的場の右腕が異様な光を発した。
それを的場は虚像にかざした。
すると、辺りの景色がドロドロに溶けて池野が現れた。
「能力を掻き消した.....だって!」
池野は再び幻術をかけるために的場に手をかざそうとしたが、次の瞬間、池野は天井を見ていた。
「.........あれ...?」
的場の姿はもうなかった。
どうやら突破されてしまったらしい。
そして、自身の右腕の感覚がなかった。
「ハハッ......腕を吹き飛ばされたか.....。」
池野から少し離れた場所に池野の右腕が転がっていたが
何が起こったかは分からなかったが、的場に変化があったのは確かだった。
「にしても、どうして能力が掻き消されたんだろう。」
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