first contact
ep.010 決戦1
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
る。
今度は、野口直伝の武術で騎城の脇腹に強力な正拳突きのような技を叩き込む。
「弱点設定ッ!!!」
的場の能力は相手の肉体の近くに特殊な磁場のような物を発生させ、的場の拳が触れると、同じ極の磁石が離れ合うように体の中の細胞が離れ合う。
軽く当たるだけでも脱臼、能力を全力で引き出せば腕がもげるという状態が発生する。
唯一の欠点があるとするならば、それは、1度に1つの磁場しか発生させられないことだ。
「グッ..........的場....お前....。」
騎城は脇腹辺りを抑えているが、その部分から血が滲み出ているからか騎城の服が脇腹辺りから赤黒く染まっていく。
『あと一撃.....撃ち込めば....。』
騎城は、重症の状態でまさに最後の一撃を振るうためにサバイバルナイフ2本を構えていた。
その間にも騎城の脇腹からは血が出ている。
「ウオォォォォォォォォォオオオ!!!」
騎城は雄叫びをあげながら的場に突っ込んでくる。
「ウオォォォォォァァァァァアアア!!!!」
的場も力を振り絞るために雄叫びをあげながら、騎城に突っ込んでいく。
お互いの攻撃は、お互いの肩に命中した。
的場の肩にはサバイバルナイフが突き立てられ、的場の能力全開の拳は騎城の腕を肩から吹き飛ばした。
騎城は的場にもたれ掛かるようにして力尽きた。
「騎城さん.......。」
七草は騎城の戦闘が終わったことを確認すると、騎城を倒した的場に対して覚悟を決めた。
『騎城さんの分も私が......。』
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ