first contact
ep.004 池野 操作(コントローラー)
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
野口の言葉に池野は薄っすらと微笑んで返した。
野口は次にコートからマシンガンを取り出し、
池野に連射する。
ズドドドドドドドド!!!
池野は1発目の弾丸を捕らえると、
懐からクナイのようなものを取り出し、銃弾を弾いた。
次に大きな円を描くように素早く移動する。
野口のマシンガンの弾丸は池野を追って
円を描くように飛んでいく。
すると、途端に池野は切り返し、
さっきとは全く逆の方向に移動する。
野口は視線誘導を食らって、池野が視界から消える。
次に池野を捕らえた時には、半径2mもない距離だった。
池野は素早く、クナイを構え、野口の喉元を狙う。
野口はさらに、懐からナイフを取り出した。
「喉元、とらえた!!」
池野のクナイは野口の喉元の1歩手前で止められた。
一方の野口は池野のクナイをナイフでガードし、
その奥から袖に隠していたハンドガンを池野の額に
向けた。
だが、野口がハンドガンを撃たないのは理由があった。
池野もクナイの奥で、もう片方の手に、
数枚の手裏剣らしきものを持っていたからだ。
そうして戦闘は膠着状態に陥った。
「フフッ....なるほど、箱部さんがいなくても、
君1人で僕と殺り会える訳だ。
この戦闘は、一応、君の勝ちにしておくよ。
ようこそstudentへ。」
さっきまでとは空気が変わって野口は歓迎ムードに
入った。
そしてすぐに膠着状態は解け、studentには
新しく2人が入ることになった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ