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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第三十六話 第三の「民間転生者」と対面です。
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レンハイトらしいとも思っていた。
 どうすればいいだろう。ここで逆に内通して反乱軍の陣容を教えるか、それとも主の恩義に報いるため、徹底して抗戦するか。兄の後を追って亡命するか。

「駄目よね、そんな内通なんかしたって、今更だし、なにより私の矜持がそうさせない。どうせ反乱は避けられないし、多くの人が死ぬんだもの。だったら私も正々堂々と矜持を貫くまで。それに・・・・」

 アリシアは苦笑いした。

「それに、ラインハルトは内通者を喜んで自分の陣営に加えるような人じゃないわ。グリルパルツァーの時がそうだったように・・・・」

 そう決心すると気が楽になった。清々しささえ感じていた。たとえ目の前に待ち受けているのが死だとしても、どうせまたヴァルハラに戻るだけの事である。なら自分の思う通りにやって道を切り開いてみよう。アリシアはそう思った。


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