暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1377話
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俺の方へと集まる。

「これからの事だが、行く場所の候補が2つある。そのどちらに行くのかを、お前達全員で話し合って決めてくれ」
『な!?』

 その言葉は予想外だったのだろう。地球、木連の区別なしに驚愕の声が上がる。
 そう、地球と木連の2つのグループに分かれてお互いに話をしないのであれば、強制的にでも話をさせるようにしてしまえばいいのだ。
 ……かなり強引な方法なので、もしかしたら返って仲が悪くなる可能性もない訳ではないが……それでも、何もしないよりはマシだろう。
 驚きで動きが止まっている間に、そのまま説明を続ける。

「候補は2つ。1つはさっきもちょっと言ったが、もう行けなくなった世界……門世界という世界のモンスターの資料や骨格標本とかを集めた博物館。ドラゴンの骨格標本もあるぞ。他にもオークやゴブリン、トロールといったファンタジーのモンスターの存在とかも」

 ドラゴンの骨格標本という言葉に興味を持った様子を見せるが、それに対して何かを言う前に再び言葉を続ける。

「もう1つは、牧場。シャドウミラーの量産型Wが育てている動物各種を見る事が出来るし、牧場で作られたチーズや牛乳、ハム、ソーセージ、ベーコンといった物を買う事も出来る」

 その言葉は、木連の興味は引いたようだが、地球の方は特に興味を引かれた様子はない。
 まぁ、超包子の時の事を思えば木連にとって美味い食事というのは滅多に食べられないだろうものだから、興味を持つのは当然だろう。同時に、地球側にしてみればその程度の食材はいつでも入手出来るのだから、興味を引かないのも当然か。
 特にここにいるのはグリューノ、ミスマル、ヨシサダといった風に高給取りだろう者達だ。
 であれば、かなりの高級品を購入したりしてもおかしくはない。
 だが……それでも、地球の連中の興味を引く事が出来る要素は勿論ある。

「ちなみにホワイトスターにある牧場では、飛竜……いわゆるワイバーンも飼育してて、それに乗る事も出来る」
「ワイバーン!?」

 真っ先に声を出したのは、グリューノ。
 どうやらグリューノの興味をこれ以上ない程に引いたらしい。

「アクセル代表、そのワイバーンに乗れるという話だが、私も乗れるのかな?」
「ああ、勿論誰でも大丈夫だ。ただ、少し訓練が必要になるかもしれないな」
「むぅ、そうか……」

 少し残念そうに呟くグリューノだったが、これだけはどうしようもない。
 まぁ、量産型Wとかがワイバーンを動かし、同乗するという方法もあるが……というか、これがメインだが。

「まぁ、どっちに行くかは話し合って決めてくれ。ちなみに言っておくが、別々に行動するというのは却下な」

 一応俺と神楽坂がいるから、別々に行動しても構わないのではあるが……そ
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