番外 リオINフロニャルド編 その5
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ったか?」
と、駆けつけた勇者シンクさんとエクレが駆け寄ってきてあたし達に問いかけた。
「この子です」
と、フェイトお姉ちゃんは抱きかかえていたけものだまを差し出した。
「ああ、捕まえてくれたのか」
と、エクレが言ったけれど、何故勇者とエクレは当然のように追いかけてきたのでしょうか?
ここはビスコッティじゃ無いのだけれど?
たま化した少女と宝石は遅れてやってきたパスティアージュ兵に受け渡した後、時間も迫った事で城に戻り、音楽堂へ。
ミルヒオーレさんの歌声は相変わらずすばらしかったです。
音楽祭も終われば四国合同戦興行イベント、ユニオンフェスタまでは後三日。
フリーリアに戻ると、戦に向けての準備で大忙し。
あたし達も何か出来る事は無いかと駆け回っているうちにあっという間にユニオンフェスタ当日。
3国の勇者に負けないようにと凝ったデザインの服をメイドさんによって着せられたあたし達は準備をして戦場に向かう。
本陣で準備をしているあたし達。
周りにはアオさん達もスタンバイをしている。
「いよいよだね」
少し緊張気味にヴィヴィオが呟いた。
「でも、楽しみです」
と、アインハルトさん。
「が、頑張ろうね」
「うん」
コロナも気合が入っているようだ。
ミルヒオーレさんの開幕の言葉で始まった四国合同戦興行イベント。
【さあ、始まりました四国合同戦興行。まずはどう言った対戦が行われるのかっ!…っと、なんと、ビスコッティ、ガレット、パスティアージュの軍勢が皆フリーリア目掛けて進軍している!?これは三国ともまずはフリーリアを狙うつもりのようだ!】
などとアナウンサーが現状を報告してくれた。
「うわー…全員でこっち来る?普通」
「前回ビスコッティとガレットの二国で来ても返り討ちにしちゃったから、三国でまずは潰そうと考えてるんじゃないかな」
アオお兄ちゃんの呟きにフェイトお姉ちゃんが答えた。
「一番厄介なのはパスティアージュの空騎士達だね」
と、なのはお姉ちゃんが現状を述べる。
「だけど、その辺は砲術師隊に頑張ってもらうしかないかなぁ。…余りにもウザかったらスターライトっ「ダメだからね」…だよね…」
なのはお姉ちゃんの言葉をぶった切るソラお姉ちゃん。
なのはお姉ちゃん…もしかしていまスターライトブレイカーで吹き飛ばすと言いそうになったのかな…?
いつかの悪夢がよみがえる。
うん…ダメだよね、アレは。
視界がピンクとオレンジで包まれたあの恐怖…あ、振るえが…
「ヴィヴィオ達は細かい事は気にせず楽しんで来たら良いよ。勇者も率先して攻めて来てるし、出来れば蹴散らしてきて」
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