第65話
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「逃がさないっ!!」
一か所に固められた軍用犬達にエリィはクラフト―――クイックドロウを放って、ダメージを与え
「エニグマ駆動!デス・スパイラル!!」
「光よ、集え!光霞!!」
「出でよ、鋼輝の陣!イオ=ルーン!!」
ロイド、ワジ、エリナは耐性属性でないアーツや魔術を次々と放って軍用犬達にダメージを与え
「消えなさい!レイ=ルーン!!」
「「「「グギャアアアアアッ!?………………」」」」
仲間達が攻撃している間に魔術の詠唱を終えたエルファティシアが片手から極太の魔力のレーザーを放って、軍用犬達に悲鳴を上げさせながら消滅させた!
「ひゅ〜!こりゃ、凄いぜ♪」
「なんて魔力………!」
「とんでもない威力ですね………”神格者”のペテレーネさん達と互角なんじゃないですか?」
エルファティシアの魔術の威力を見たランディは口笛を吹いて嬉しそうな表情をし、セティは驚き、ティオは真剣な表情でエルファティシアを見つめた。
「フフッ♪長年生きた証ってところかな♪私の魔力は”神格者”にも負けないわよ〜?」
ランディ達の言葉を聞いたエルファティシアはランディ達に微笑んだ。その後ロイド達は再び波止場に向かって走り出し、アーケード内にまで来た。するとアーケード内は観光客たちがマフィアや軍用犬達から逃げ、一組のカップルの観光客が逃げ遅れていた。
「やめろ………!一般市民を巻き込むな!」
マフィア達に行動にロイドは警告したが
「ハッ、知ったことかよ!」
「てめえらを逃がしたら俺達の方がヤバイんだ!」
マフィア達は問答無用に襲い掛かって来た!そしてロイド達は観光客たちを庇いながら何とか軍用犬達を排除し、マフィア達を気絶させた。
「2人とも、大丈夫ですか?」
「あ、ああ………!」
「何なのこの人達………!」
戦闘を終えたロイドに尋ねられたカップルは戸惑いながら答えた。
「急いでホテルに避難してください………!そこまでは彼らも踏み込んで来ないはずです!」
「わ、わかった!」
「も、もうやだ………!ミシェラムなんて来なければよかった………!」
そしてエリィの警告に頷いた観光客たちはホテルへ続く階段を走って昇って行った。その後ロイド達はアーケードを抜けて波止場に到着した。しかしその時、水上バスの汽笛が聞こえて来た!
「しまった………!」
汽笛を聞いたロイドが叫んだその時、水上バスは去って行った!
「お船、行っちゃったね〜。」
「そんな………まだ出航時刻では………」
「騒ぎを聞いて出航を早めたのかもしれないわ……正しい判断といえばそうかもしれないけど………」
「僕達にとっては最悪の判断だったみたいだ
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