第61話
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聞いてみようぜ。」
「それじゃあ下にあるブティックに行きましょう。」
その後ブティックに仲間達と共に行ったロイドは連れて行くメンバーをエリィにし、エリィと共にフォーマルな格好をした後、ワジの部屋でパーティーの開催時間まで待った。
〜夜〜
「……綺麗ですね……」
「ふふ、そうね……」
夜になるとミシェラムは花火を打ち上げ、その様子を部屋から見ていたティオとエリィはそれぞれの感想を言った。
「しかし夜には花火まで上げるなんてなぁ。記念祭だけの演出なのか?」
「いや、毎日ある演出らしいぜ?テーマパークの夜の部もこれからが本番ってところだろ。」
一方ロイドは驚きの表情で呟いた後ランディに尋ね、尋ねられたランディは答えた。
「ねえねえ、エリナ、セティ姉さん!いつかあたし達も自分の手でユイドラにテーマパークを創ろうね!」
「シャマーラ………貴女、あれほどの施設を創るのに一体どれほどのお金や時間がかかると思っているのですか……それにあれほどの施設、私達3人だけではできませんよ?」
「フフ………それならユイドラに帰ったらお父さん達に提案して、みんなと一緒に創るのもいいですね。」
そして嬉しそうな表情で言ったシャマーラの言葉を聞いたエリナは呆れて指摘し、セティは微笑みながら言った。
「ナイトパレードにライトアップされた観覧車………フフ、女の子を口説くには絶好のシチュエーションだろうね。―――さてと。僕は一足先に行こうかな。」
一方ワジは微笑みながらランディの説明を補足した。
「そうか………どこかのご婦人と待ち合わせしてるんだったか。」
「フフ、まあね。」
ロイドに言われたワジは口元に笑みを浮かべて頷いた後、ロイド達に背を向け
「それでは女神の幸運を。君達がヘマしなければオークション会場で会おう。アディオス。」
ロイド達に伝えた後、部屋を出て行った。その後ロイド達も部屋を出て、オークション会場であるハルトマン議長邸に向かった。
〜夜・ハルトマン議長邸〜
「私の方は問題ないわ。そろそろ行きましょうか。」
胸元見せたドレスを見に纏ったエリィは自分の状態をチェックした後、スーツ姿のロイドに言い
「ああ……―――準備はOKだ。オークション会場に入ろう。」
「ええ、わかったわ。」
ロイドは頷いた後、ワジから渡された伊達眼鏡を取り出し、眼鏡をかけた。
「ロイドさん、エリィさん。………どうかお気を付けて。」
「打ち合わせ通り、俺達はこの辺りで待機してるぜ。何かあったらすぐにエニグマで連絡してこいよ。」
「……私達はいつでも脱出の準備が出来るようにしておきます。」
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