第五十六話 最終編第二話!巨人は永遠に最下位でいろ!!その二十一
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「もうあんた達の出番はなしよ」
「ちっ、次回作は何かシリアスらしいしな」
「テューダー朝のヒロイン達みたいな感じか」
「つまりイギリスかよ」
「そっちの感じの作品なんだな」
「そうなる予定らしいわ」
あくまで予定である。
「あんた達次回作では絶対に出ないから」
「またどっかの作品に出たいな」
「ゲストでもな」
「怪異譚の二人結構出てるしな」
「それじゃあな」
「まあ脇役では今後どうなるかわからないわ」
出るかも知れないし出ないかも知れない。
「けれど次回の最終回ではね」
「やるかやられるか」
「どっちが滅ぶか、か」
「日帝衆かジャビット星人か、か」
「どっちがが滅ぶんだな」
「何言ってるのよ、私達は生き残ることが決まってるわよ」
この最終編が終わってもだ。
「それで人類を導いていくのよ」
「じゃあ誰が代わりに命賭けるんだよ」
「日帝衆がそうならないと」
「主役に決まってるじゃない」
それこそというのだ。
「あんた達よ」
「くそっ、じゃあ滅ぶのはあいつ等だ」
「ジャビット星人見てろよ」
「俺達が滅ぼしてやる」
「そして絶対に生き残ってやるからな」
「頑張ってて言ってあげるわ」
自分達が死ぬ位なら相手をと意気込む二人にだ、瞬は冷静に声をかけた。
「生き残ってね」
「生き残ったらサービスカット見せろよ」
「下着でも水着でもな」
「コスプレでもいいぜ」
「ブルマでも何でもな」
バニーガール、チャイナドレス、ナース、ボディコン、コギャル、浴衣、レオタード、フライトアテンダント、ボンテージ、チアガールと色々ある。
「楽しみにしてるぜ」
「俺達が生き残ったら見せろよ」
「却下ね」
サービスカット自体を断った瞬だった。
「お金あるんだから楽しんできなさいよ、そのお金で」
「へっ、じゃあ精々楽しんでくるぜ」
「難波で食い放題飲み放題に言ってやるぜ」
「では明朝でごわす」
西郷がここでまた言った。
「敵の本拠地への包囲にかかるでごわす」
「よし、何はともあれな」
「最終回だな」
二人は西郷の言葉に頷いた。遂に二人の戦いが終わる時が来たのだ、最後の最後まで戦えジャスティスカイザー、負けるなジャスティスカイザー!
第五十六話 完
2016・2・22
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