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マゾヒズム
6部分:第六章
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だ。
「お母さんの目の前で。私を」
「けれどそれは」
「して」
 また言う雛子だった。
「今ここで」
「ええ、お願いするわ」
 戸惑いを隠せない貴弘にだ。美也子も声をかけてきた。

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