第6章 流されて異界
第145話 星に願いを?
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…。
「良かったな、ハルヒ。布団越しとは言え、俺に馬乗りになった事で、神話や伝承的に言うと三蔵法師や龍の子太郎と同格になったぞ」
何が良かったのかさっぱり分からないが、次から次へとぶっちゃけ話が跳び出して来る俺の話。これでは他人に話したとしても絶対に信用はされないでしょう。
そもそも、三蔵法師の方だけなら未だしも、龍の子太郎と同格となって嬉しいのか、と言う真っ当な疑問は封殺。
それなら、証拠を……って、それは流石に無理よね。
独り言のように俺の腕の中で呟くハルヒ。既に俺の首に回して居た腕は自らの胸の前で組み、考える者のポーズ。
もっとも、本当は彼女を支えている俺の両腕すら必要としていないのですが……。
「そうよ、織姫の事を話しなさい」
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