決戦
[8]前話 前書き
「では、最終試合を始めるぞ?」
部員計21人の斑鳩学園卓球部
その部内総当たり戦が最終試合を迎える。
試合一覧(上位八人分)
長野岬(1位)ー早田隼人(1位)
真木新之助(3位)ー琴沢翔(8位)
真田幸助(4位)ー真中幸田(5位)
長谷川正毅(6位)ー猪瀬亮(6位)
「各試合、始め!!!」
「お願いします」八人の声が体育館に響く。
十五分後
まず真木と琴沢の試合が終わった。
セット0-3琴沢の勝ち
次いで長谷川、猪瀬の試合も終了した
1-3猪瀬の勝ち
その五分後
真田と真中の試合が終わり残るは1位争いのみとなった
3-2真田の勝ち
「最終セット サービス長野」
「お願いします」
(やるな、隼人。でもここからが勝負だぜ?)
長野のサーブ
カツン エッジボールが早田のコートに入った。
その瞬間長野が頭を下げた。(点1-0)
もう一度長野のサーブ
カッ 「くっ」エッジボールが再び入った。(2-0)
「隼人ついてないな。」1年の永崎瑛太がぼやく
「かわいそうにな、」試合を終えた琴沢が言った。
ビュッ 早田のドライブが長野を襲う
(なんの?)ブロックしたボールは…
またも、早田のコートのエッジに当り床へと落ちた。
(3-0)
その後もエッジに入り、(5-0)
コートチェンジ後も、サーブ、スマッシュ、ブロックと
エッジをし続ける長野。そして気づいた頃には(9-0)
(まだ、いける。)この絶望的な状況で早田は諦めてはいなかった。
早田のサーブ レシーブはエッジへ
しかし、早田は飛び付きながらドライブを打つ
それは、コートで跳ね、長野の後ろへと飛んでいった。
(9-1)「もう、わかったよ先輩、」
「エッジの帝王のボールをとるとはね。」猪瀬がボソッと呟いた。
「狙ってやってたか。」早田、永崎は気づいた。
「エッジなら対応出きるぜ、隼人なら?」永崎は言う。
そして、エッジをされては拾い、されては拾い続けてついに(9-9)「並んだ?」
早田のサーブ エッジをとるため体制を低くする。
しかし、ボールは強烈なドライブがかかって戻ってきた。
(10-9)
同じくサーブを出す。そしてブロック(10-10)
デュース
長野のサーブ、早田のサーブ、一進一退の攻防が続き、
得点は(18-18)
そして、長野のサーブ
エッジへと入った。(19-18)
早田のサーブ、ラリーが続く、
カンビュッ、コンカン
カスッ、(しまった。)早田のボールはふわりと浮いて、
セット3-2長野の勝ち。
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