暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-B古代遺失物管理部・機動六課〜Our dream starts〜
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もう気が気やなかった。ルシル君からは、リアンシェルトの真の目的が判らない以上は、なのはちゃん達みんなには黙っていようって言われたしな。

「ほっとけ。で、今回の通信は六課稼働の祝いと俺へのからかいが全てか?」

『ブー! ルシルへのからかいはただのついで。はやて。教会騎士団でのレリック捜査、その全権を私が隊長に就いてる朱朝顔騎士隊(ロート・ヴィンテ)が獲得したって報告が本題。そういうわけだからさ、はやての六課と私の騎士隊で情報共有とか捜査協力し合えたら嬉しいな〜って話なの』

シャルちゃんからの提案の返答には「喜んで!」しか出ぇへんからそう答えると、「よしっ!」シャルちゃんはガッツポーズ。シャルちゃんも六課に参加したがってたからなぁ。

「シャル。私とアリシアがレリック捜査を担当するから、その時はよろしくね」

『OK。それじゃ、ロート・ヴィンテ(わたしたち)も今日から捜査開始だから、また後日にちゃんと話し合おうね。バァ〜イ?』

シャルちゃんと笑顔で手を振り合って別れを惜しみつつ通信を切った。聖王教会にもちゃんと味方が居てくれる。それがホンマに心強いわ。みんなで「頑張ろうな!」って頷き合ってると、ビィーっとまた来客を知らせるインターフォンが鳴った。

「はい、どうぞー!」

「失礼いたします、八神部隊長」

ドアがスライドして私らの前に姿を見せたんは「おお、グリフィス君」やった。私がそう名前を言うと、「ええ!?」なのはちゃんとフェイトちゃんはビックリして、そんでグリフィス君の側に駆け寄った。

「本当にあのグリフィス君!? 久しぶり〜! てゆうかすごい! 私より大きい!」

「うん! ちょっと見ない間にすごく成長してる! 私も身長で追い越されちゃった!」

「ご無沙汰しています。高町教導官、テスタロッサ・ハラオウン執務官。その節はお世話になりました」

私もグリフィス君と久しぶりに会うた時は、その成長の速さっぷりには驚いた。ルシル君やクロノ君もそうやったけど、男の子ってホンマに少し見ぃひん間に身長が高くなるんよ。男の子だけかと思えば、アリシアちゃんも急激に身長伸びてきたしなぁ。私はもう完璧に抜き去られてもうたし。それに・・・

(胸のサイズも元学校組の中で置いてけぼり食らってるしな・・・)

身長も胸の大きさも元学校組で一番下になってしもうた私。改めて考えると女の子としての魅力が一番低いのって私かもしれへん。しかも恋敵のシャルちゃんは、すずかちゃんと同率で一番のバストサイズ、身長もシグナムと同じくらいの高さを誇ってる。う〜ん、時間が経つにつれて私が不利になってくかもしれへんなぁ。

「グリフィスは部隊長となる私の補佐官でな、それに交替部隊の責任者でもあるんよ。で、シグナムはフォワードの交替
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