暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-B古代遺失物管理部・機動六課〜Our dream starts〜
[2/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
せてもらってる。
ライトニング4、キャロ・ル・ルシエ。ほんの少し前にフェイトちゃん預かりとなった、竜召喚・使役のスキルを有した女の子や。キャロがフェイトちゃんに引き取られた経緯はちょう特殊で、ルシル君とアイリ、それにルミナが特務隊の任務先で出会ったのが始まりや。
(いくら強大なスキルやからって、ちゃんとした訓練や教育も済んでへん、たった6歳のキャロをいきなり武装隊に放り込む地上部隊には、ルシル君やルミナはもちろん、私らも頭に来たわ)
そうゆう融通が効かへんところも地上部隊のアカンところや。キャロのそれまでの経緯をルシル君から聞いたフェイトちゃんは、即座にキャロを保護した。それから3年、キャロは自分の意思で陸士隊に分類されるこの機動六課へ参加してくれるようにまで強うなってくれた。まぁフェイトちゃんは、エリオとキャロの保護者ってことで不安そうやけど、アリシアちゃんは、どんと来ぉ〜い!やけどな。
「いよいよですね、はやてちゃん」
私の補佐を担当してくれるリインがそう言うてくれたから、「うん!」力強く頷き返した。機動六課設立の名目は、4年前に発見されたロストロギア・“レリック”に関する問題すべてに対処する、とゆうことになってる。
「これまでずっと片手間でしか捜査できひんかったレリック事件。そやけど、その煩わしさからもようやく解放された。この機動六課のおかげで。期間は1年しかあらへんけど、必ずその間に全てに決着をつけて見せる!」
「はいですっ! リインも頑張るですよ!」
自分のデスクに触れて決意を改める。“レリック”は4年前から何度か発見されてるんやけど、その大半が大爆発を起こして回収不可になってるし、爆発によって死傷者も出てるし、数多くの地区が廃棄されたりもしてる。そのニュースを見るたびに心が痛んでた。知らずデスクに置いてる右手をギュッと握りしめて拳を作ったら・・・
「はやて達なら大丈夫さ」
なんかのデスクワークをしてたルシル君が優しい声色でそう言うてくれた。とっても嬉しんやけど「ルシル君。調査官としての立場はどないしたん・・・?」そう訊き返してしまう。調査官は任務先で親しい人が居っても私情を出してらアカンって厳格な規律がある。そやから今は、はやて、やなくて、八神部隊長、と呼ばなアカンはずなんやけど・・・。先月ルシル君本人が言うてたことやし。
「今はまだセーフってことで頼むよ。これから1年、毎日欠かさず八神部隊長呼びだ。最後くらい気軽に呼んでみたいものさ。大丈夫。この部屋を出た瞬間から調査官モードに入るよ。だからリインも、今ばかりは許してくれな」
「はいですっ、ルシル君。あ、これから1年ずっとセインテスト調査官って呼ばないといけないですから、今の内にルシル君ってたくさん呼んじゃいますよ♪」
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ