暁 〜小説投稿サイト〜
マゾヒズム
2部分:第二章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

 そうしてからだ。自分から身悶えしつつだ。
 夫の責めを受け闇の中で白い肢体を喘がせるのだった。これが彼女の夜の姿だった。
 この夜の二人の営みは続いた。美也子は昼は貞淑な貴婦人だが夜はだ。
 淫らな妖婦になり夫と交わり続けた。その肢体は衰えずしかもだ。
 身体の傷は増えていく。だがこのことは彼女にとっては喜びだった。
 夜に常に夫にその傷を見せてだ。そして言うのだった。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ