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戦姫絶唱シンフォギア〜海神の槍〜
EPISODE3.護るための刃
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始める。勝敗は、我々の観点でどちらかが戦闘不能と判断するまで。それでは、始め!』
弦十郎がアナウンスを入れる。
「-♪I have needful Trident to now♪-」
「-♪Imyuteus Ameno Habakiri tron♪-」
開始の合図と同時にキョウヤと翼はシンフォギアを纏う。
「-♪疾風を射る如き刃〜-」
翼は序盤から千ノ落涙を使いキョウヤを狙い撃つ。だが、
「-♪砕〜け散れ!破滅の刃よ!この手でき〜っと お前を止める!-」
キョウヤは敵の刃を弾く技、ミスティセクタムを使い千ノ落涙を打ち落とす。

「二人とも、凄いです。」
モニターに釘付けとなっていた響の口からそんな言葉が漏れる。
「やはりそう思うか。」
「えっ?」
「俺も、ここまでのものになると思っていなかったんだ。」

「-♪この俺の眠りを邪魔し 苛つかす 雑音は!-」
キョウヤはシューティングハレーを放ち攻撃するが、翼は間一髪で回避する。しかし、衝撃は抑えきれず脚部の刃が破壊されてしまう。
「-♪荒波に押〜し込んで 後悔〜 させ〜る〜さ〜!-」
更にキョウヤは四肢に突撃を放つスターダストモノケロスを放つ。しかし、それも翼のバックステップで回避され、翼は逆立ちでキョウヤを蹴り上げようとするが、キョウヤもバックステップで回避する。
「-♪決まって〜いる 事なんて無い!だから何時でも戦うだけだ!-」
キョウヤは更にシューティングハレーを放つが翼の回避がやや遅れ、斬撃によって脚部の装甲が破壊される。
(なんだ。こいつは一体何が目的なんだ?)
翼は考える。すると、
「その調子じゃあ、お前が負けるのも時間の問題だな。」
キョウヤは翼に威圧する。
「うるさい!黙れ!」
翼は裏技の一つである陰縫いを封じられ困惑する。
「-♪砕〜け散れ!破滅の刃よ!この手でき〜っと お前を止める!-」
キョウヤはスクラッチコロカロを放ち、翼は避けるが、
『そこまで!勝者、キョウヤ・タカナリ君!』
弦十郎が判定を下した。
「何故ですか!!」
翼は不満を申し立てる。
『翼、自分の状態を見てみろ。』
翼はそう言われて状態を確認すると、装甲は全て砕け散り、シンフォギアも胸と股関節以外なくなっていた。しかし、翼にこれといった傷はひとつもなかった。
「私はまだ平気です!」
『翼、キョウヤ君は翼が避けるの計算し、判断したうえで全て攻撃をしていた。そして、見事にシンフォギアの弱点をついて一部分残して破壊。翼は最初からキョウヤ君にからかわれていたんだ。』
「そんな!」
「考えても見ろ。お前が怪我をすれば、お前のファンが悲しむ。そう考えれば、手を抜かざるを得なかったんだ。それに、お前が負けたのにはもう一つ理由がある。お前は自分の事を戦士だ剣だなんだ
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