第5話:ドラゴンを超えたドラゴンっ!? 燃える革命 ドキラゴンっ!!
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を見た龍牙はブロッカーのザビ・バレルでブロックせず、あえてシールドで受ける。
(S・トリガーさえ来れば、まだ俺にも勝機がある!)
その理由はS・トリガーで逆転を狙うことだった。
―――だがしかし、2枚のシールドの中にはS・トリガーがなかった。
「………トリガーはない…」
それを聞いたモルトはいつも間にかアンタップしていたドキラゴンをタップする。
「ドキラゴンで、龍牙にダイレクトアタック!」
モルトの指示にドキラゴンは龍牙に近寄り、前方の巨大な右足を龍牙に叩きのめす。
「一発逆転、大勝利ッ!」
龍牙に勝利したことにモルトはそう叫ぶのであった。
それと同時に昼休み終了のチャイムが鳴った。
それから時間は経過し、現在放課後。
「勝!」
「ん?」
突然勝の後ろからモルトが自身に声を掛けた。
「何ですか?紅蓮さん」
「……見たよな…」
「えッ?」
「オレと龍牙のデュエマ、見たよな!」
「え、ええ…」
モルトの突然な叫びに勝は少し後退りそう答える。
「なら、オレをデュエマ部に入れてくれ!」
「嫌です」
「何で!?」
「『何で』って、あんなバクチじみたデュエマ、僕は認めませんッ…!」
「な、何だと!?」
勝のその言葉にモルトは怒りに近い感情を露にだし、勝の顔に近寄り睨み付ける。
それを見た勝はモルトに睨み返す。
「そこまでにしろ、二人共」
それを遠くから見ていた龍牙は二人の間に入る。
「止めるな、龍牙!これは男と男の話し合いだ!」
「話し合いなら、もう少し場所を考えろ」
「そうですよ」
突如龍牙の後ろから拓真と拓斗、そしてアイラの三人が現れ、拓真は龍牙の言葉に肯定する。
「拓真に拓斗?それに白井さん!?」
「お前ら、どうしてここに?」
突然現れた三人に勝とモルトの二人は三人に問い掛ける。
「まぁ、色々ありまして。とりあえず、今はスルーして下さい」
だが、代表として拓真が二人の質問にはぐらかし、無理矢理話の話題を変える。
「それよりも紅蓮さん」
「ん?何だ?」
「俺達の部活に入りたいんですよね?」
「え、あ、あぁ」
「それなら俺に良い考えがあります」
「良い考え…?」
一体何だろうと、疑問に思いモルトは拓真に問い掛けながら期待を高まらせていた。
―――次の瞬間、
「―――――勝とデュエマすることです」
「……えッ!?」
拓真の意外な言葉にモルトは驚いてしまった。
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