暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
電王 〜劇場版の悪者ライダー〜
[4/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ガフォームへと変身した。

「最初に言っておく!胸の顔は、ただの飾りだぁ!!」

そう叫んでから、サーベルモードのゼロガッシャーを振り構える。

ズズン!!と地面が円形に沈み、その重量感を表す。


「行くぞ!!」


ゼロノスが肩に装着されたデネブの五指、計十指から銃撃を放つ。
それに対してネガ電王がガンモードにした武器を向け、悠々と歩いてくる。

ゼロノスは背後から飛んでくる影に気付かない。



------------------------------------------------------------

少し戻って、幽汽VS電王


「いて!!いてっ!!この野郎!!チマチマした攻撃してんじゃねえ!!」

ズガガガガガガ!!

「うをおおおお!!!」


電王は早くも幽汽に苦戦していた。
というのも、幽汽とモモタロスの相性によるものだ。

幽汽は鞭を使って独楽を弾いて飛ばすことで、攻撃してくる。
宙に投げた二、三個の独楽に鞭をあてる。

するとその独楽が二十、三十の独楽になって電王に降り注ぐのだ。
モモタロスはチマチマした、とは言うがそんなちゃちなものでは一切ない。
そういった豪快な攻撃に、チマチマした対処をとるのには、ソードフォームは相性が悪いのだ。

徐々に追い詰められる電王。
無理もない。

その幽汽の独楽はそれまで無敗であった電王の「クライマックスフォーム」を強制解除させたほどのものだ。
ソードフォームでまともに食らえばひとたまりもない。

そこにキンタロスが憑依体で近づいてきた。


「モモの字、なら俺に交代や!!」

「ちっ!!しゃーねえな!!」

《ax foam》

モモタロスは憑依体のまま出て、キンタロスが入る。
電王がアックスフォームへとチェンジした。

「俺の強さに・・・って、言っとる場合やないな!!おらあ!!」

電王が無理やり幽汽に突っ込み、斧の一閃を叩きこむ。
幽汽の装甲から火花が散り、後退させる。

「はっはっは!!行くでぇ!!!」

電王が思いっきり突進し、ぶちかましで幽汽に向かって突っ込んだ。
だが、待ってたとばかりに幽汽が鞭をその脚に巻きつける。

「おおうう!?」

電王がその勢いのままスッ転びそうになる。
それをハンマー投げのようにブン回して、投げつける幽汽。

投げつけた先にいるのは、ネガ電王と交戦中のゼロノスベガフォームだ。


ゴガッシャ!!!


「うお!!」
「なんだ!?」

ゼロノスと電王がぶつかり、その場に倒れ込む。


《Full Charge》
《Full Charge》


「あ、やばいやん」
「むおお
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ