第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
電王 〜劇場版の悪者ライダー〜
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!」
「あん?気にすんなよ。こっちこい」
「奴」が優斗とデネブを引きずり出していく。
ちょうど外に出たところで、頭上に線路が走る。
時空の穴から伸びてきたそれに、デンライナーが走ってきた。
「奴」と優斗達の前に、電車が止まり、蒔風らが降りてきた。
「おい!!そいつをどうにか返してもらうぞ!!」
「野上!!こいつ誰だ!!」
そう叫んだ蒔風の事を知らない侑斗も叫んだ。
「あいつは俺の敵。では、ご協力どうも!!」
「奴」が侑斗とデネブを放り投げる。
良太郎達が駆けよって、ロープをほどいて開放する。
「大丈夫か?怪我は?」
「お前誰だよ!!」
そこにハナが仲介し、侑斗に事情を説明する。
「そんなことがあんのかよ」
「現に目の前に「奴」がいるんだよ?信じてくらはいよ」
「ま、俺としてはそうじゃないほうが楽なんだがな」
「奴」と蒔風が話してるあいだに、モモタロスが割って入った。
「おいおいおいおい!!俺たちを無視してんじゃねえよ!主役は俺だ!!いくぜ!良太郎!!」
「うん!変身!!」
《sword foam》
「こっちも行くぞ!!変身!!」
ゼロノスベルトを巻き、切符型カード・ゼロノスカードを挿入する。
《Altair foam》
そうして、仮面ライダーゼロノスへと変身した。
電王、ゼロノス、蒔風
ここに三人の戦士が並び立つ。
「俺、今度こそ最初に参上!!」
「最初に言っておく!俺はかーなーり、キレてる!!」
「あー、えっと・・・がんばるぞー、おーー」
三人が見事な(?)見えを切ったのを見、「奴」がパン!!と両手をたたいた。
「いいねえ・・かっこいいよ仮面ライダー・・・じゃあ・・・こいつらにも参戦してもらおうか!!」
ズゥア!!
地面から黒い塊が出て、それが三つに分かれる。
「野上!!来るぞ!!」
『え?何が?』
良太郎が電王の中から話した。
「「奴」はその地に刻まれた「記憶」を呼び出す。おそらく、そうとう飛びまわったな」
「ああ、勝手にゼロライナー使われた」
「それから俺と侑斗はずっとあそこに閉じ込められていたんだ」
後ろに並ぶデネブが状況を教えてくれた。
「そう言ってるあいだにほれ、お目見えだぞ?」
ギュウウウ・・・・・
三つの黒塊が人型となっていく。
そしてそこに現れたのは・・・・・
「お前ら、喰い殺してやろうか」
「絶対の悪ってのは、滅びないもんだ」
「生きてる人間は、皆死ね!!」
「な
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