暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
電王 〜電王四変化〜
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ドゴォ!!!!


「うわア!!!」

電王の前にできていたエネルギー弾に超電磁砲(レールガン)が命中し、大爆発を起こし電王を吹き飛ばす。


地面を転がり、変身の解ける電王。

「良太郎!!」
「大丈夫!?」
「平気か!?良太郎!!」
「う〜〜〜〜負けんの嫌だぁ!!」

みなが分離したリュウタロスと良太郎のそばに駆け寄る。

「うん。怪我はないみたい」

「爆発とかしてたけど・・・」

ハナが心配そうに訊くが、問題ないよと良太郎が返す。


「でも僕は「やられたー」って思ったよ?」

「どういうことなんだろうね?」

「それが世界最強さ。で、最後のクライマックスを閉めんのは誰だ!?」


蒔風の声にモモタロスがついに立ちあがる。


「ほら小僧、次は俺だ。やっぱりクライマックスは俺だよなぁ、良太郎!!」

「うん!」


そう言って再び憑依したモモタロス。

「変身!!」

《sword foam》


フィーン、ガシュウ!!


変身し、自身を指さし、ビシィ!!と最高のポーズを決める電王。

「俺、ついに参上!!!さぁて、オレには特に前振りはねえんだ」

《Full Charge》

「最初から最後までクライマックスだぜ!!!」


電王がデンガッシャーソードフォームを両手でつかんで前に構える。

エネルギーがベルトからソードに送り込まれ、その刃が切り離され、柄の延長線上に離脱して浮き上がった。


「俺の必殺技、始まりのパート1。ゥおおりゃあ!!!」


電王がその手の柄を振るう。
するとそれに連動して、切り離された刃が蒔風に迫ってきた!!

その右から来た刃を蒔風が「火」の抜刀で弾く。

しかし、さらなる攻撃が左から折り返してやってくる。
それを頭を下げてかわす蒔風。

そのまま仰向けに回転し、玄武盾を投げつける。
電王が最後に真上から振り下ろそうとしたところで玄武盾が装甲に当たり、火花を散らす。

だが振り下ろされた刃も止まらない。
蒔風がとっさに腕を十字にクロスし、鞘に収まったままの「天」「陰」で受けた。


そして電王が倒れるのと、「天」「陰」の鞘が砕ける音が同時に響いた。

蒔風が剣を消し、倒れて変身の解けた良太郎からモモタロスが飛び出す。
そして両者が同時に走り出し、お互いにしたことといえば。


ゴガァン!!


二人とも相手の後頭部を掴んでからの頭突きだった。


「俺の方が勝ってたね!!」

「何言ってんだ俺の方が強えに決まってんだろ!」

「「んだとこらぁ!!」」

ゴスっ!!

再び今度はお互いに相手の鳩尾を殴った。
だが互いにひ
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