第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
電王 〜電王四変化〜
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の動きを止める。
それで終わりかと思われたが、相手は電王全フォーム中最高の防御力を誇るアックスフォームだ。
そんな簡単には終わらない。
「あえて見切らせたんがわからんとは、お前さんもまだまだやな!!」
《Full Charge》
その体勢のままライダーパスをベルトの前に通し、エネルギーを斧に送り込む。
「なに!?」
「言ったやろ!!俺の強さは、泣けるってな!!フン!!」
電王が突っ張りで蒔風を押し出し、その隙に上空に斧を投げ、腰を落とす。
そして蒔風がそれに視線を向けた時には、すでに電王は上空の斧をジャンプでキャッチしており、蒔風に振りおろしてきた!!
蒔風がそれを落とそうと鉄杖を投げつける。
しかし、その鉄杖をまるでそうめんを千切るかのように二本に両断してしまった。
そしてさらに蒔風に迫る電王。
その斧の刃から金色のエネルギーがほとばしる!!
ドゴォン!!!
砂煙が上がり、二人の姿が消える。
その中から声が聞こえてきた。
「ダイナミック、チョップ・・・・だったんやがな・・・・」
砂煙が晴れ、二人の姿が露わになる。
そこには「獅子天麟」を地面に突き立て、柄の方を上に向けて片膝をついている蒔風がいた。
その柄は電王の鳩尾に減り込んでおり、その手の斧は蒔風の額十センチ前で止まっていた。
飛び降りてくるそれに対しての、見事なカウンターであった。
蒔風が立ちあがって電王を突き飛ばす。
「さ、あと三人もいるんだ。手っ取り早く終わらせよう!!」
電王が他のみんなのところに倒れ込む。
「じゃあ次は僕の番だね、っと!」
「すまん!」
そう言ってキンタロスが電王から飛び出し、ウラタロスが入り込む。
《rod foam》
今後は青を基調とした電王ロッドフォームへと変わった。
「次にやられるのはウラタロスかい?」
「僕の強さをキンちゃんと一緒にしない方がいいよ?さて、お前、僕に釣られてみる?」
「そもそもカメは釣るもんじゃねえ。捕獲するって言うんだよ!!朱雀槍!!!」
蒔風が朱雀槍を構え、電王に突きの暴風を見舞う。
それをバックステップで距離をとってかわす電王。
「すごいねぇ。でも、それだけじゃ倒せないよ!!」
デンガッシャーをロッドモードにし、大振りに振ってくる電王。
蒔風がそれを朱雀槍で受ける。
蒔風がそこで一旦離れて距離をとるが。
「逃がさないよ!」
ロッドをつりざおのように使用し、先端から糸を飛ばし、その刃を蒔風の襟に引っ掛ける。
蒔風は急にバランスを崩され、その場に倒れ込んでしまった。
《Full Charge》
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