第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
ディケイド 〜世界を旅する戦士たち〜
[6/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
った一つだ・・・お前を・・・倒す!!!」
その士の言葉に、蒔風がピクリと動き、自分で立つ。
「大丈夫なのか?蒔風」
「なんてこたぁ・・・ない・・・」
「貴様・・・・主人公きどりやがって・・・なんなんだよ!!お前は!!!」
その問いに士がにやりと笑う。
ユウスケも夏海も海東も、ボロボロの蒔風ですらも笑い始めた。
「覚えておけ!!オレは・・・・」
そこまで言って士がライドブッカーを再び開くするとそこから無限ともいえる大量のカードが次々と出てきて、士の周りを囲んだ。
そのカードはディケイド自身のもあれば、今まで覚醒した他のライダーのカードもあった。
「通りすがりの仮面ライダーだ!!!変身!!!」
[Kamen Ride---DECADE!]
大量のカードから一枚が士のバックルに滑り込み、その姿をディケイドに変身させる。
他のカードはすべてブッカーに滑り込んでいって、収まった。
「覚えておけだ?・・・・めんどくさいなぁ!!!」
そう言って走り迫る「奴」に、海東が銃撃を浴びせる。
その間に蒔風とディケイドが目配せをする。
「行くぞ、蒔風!!」
「ああ!!!」
【KAMEN RIDER DECADE】-WORLD LINK- 〜WEPON〜
すると腰に装着されたライドブッカーから一枚のカードが飛んできた。
黄色いカードで、斜めに絵が両断されており、上半分には蒔風が、下半分には凄い形の剣が描かれていた。
「お・・おいまさかそれはぁぁぁぁああああ!!」
「ちょっとくすぐったいぞ!!!!」
[Final Foam Ride---MA MA MA MAIKAZE!]
「ぉうぐあ!!」
カードが発動し、蒔風の体が若干浮き、形を変えていく。
転がっている十五天帝すべてが鞘におさめられてから再び抜け、鞘とは反対向きに定着していく。
そして蒔風の体と顔を装甲が覆っていった。
最後に腕がバンザイ状態になり天地陰陽と、背中の「獅子天麟」が三本とも真っ直ぐになり先端に。
足が折れ曲がりそこが取っ手に。
脇の「龍虎雀武」は円盤状に合体して巨大化、腹部に当たる部位を貫通し、モーターのように高速回転する。
そして「風林火山」は刺又(さすまた)のように途中で折れ曲がって伸びた。
『な、なんじゃこりゃああああああああ!!!!!』
「なんじゃそりゃああああああああああ!!!!!」
蒔風と「奴」が同時に叫んだ。
しかしディケイドはそんなことは気にしない。
「はあああああああ!!!!」
ザッ、ギュギン!!!!!
無数の刃が「奴」に振るわれ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ