第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
ディケイド 〜BLACKの世界、即離脱!!〜
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・いいぜ。そういう勝負なら乗った」
「蒔風!?」
「だってこうすればお互いに急ぐ。結果的に夏海さんが助かるのも早くなる、だろ?」
「それはそうだが・・・・」
「じゃ、そういうことで♪」
そう言って海東がその場から去る。
蒔風と士も海東とは違う方に進んで去っていった。
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白スーツの男が道中に添えられている花壇の花をつまむ。
するとその花は見る見る萎れ、ついには枯れてしまった。
アポロガイスト・ガイ
その男がBLACKの世界の街中を歩く。
一度パーフェクターで吸い取った命は少しであってもその者に残された命まで吸い尽くす。
にもかかわらずあの女の命は吸い上げられず、パーフェクター内の命も消費されない。
だからと言ってパーフェクターに支障があるわけでもない。
(あの男、一体何をしたのだ・・・・ライダーでない力・・・わからん・・・・)
そして歩みを進める。
と、急に頭の中にキィーン・・・と甲高い音が響く。
周辺を見回すガイ。
そして車のフロントガラスの中に、赤い龍の戦士を見た。
「!!」
「ハァ!!」
そこから飛び出してきたD龍騎の攻撃をかわすガイ。
「ミラーワールドから探しまわったかいがあったぜ」
「ディケイド・・・・この世界にまで追ってきたのか・・・・」
「オレだけじゃないぜ」
士がD龍騎からディケイドに戻りながら言う。
その言葉を理解するよりも早く、気付いたらガイは地面にあおむけに寝ていた。
何が起こったのか全く理解できないが、とりあえず起き上がろうとする。
しかし、地面とスーツの裾などを突如として鉄矢が縫いつけ、起き上がれない
「ふっふっふ〜〜〜。ジャッジメントですの!ってな」
仰向けに縫いつけられたガイのの顔を覗きこむ形に蒔風がパッ、と現れる。
「テ、テレポートだと!?」
「御名答!!!さ、パーフェクターをよこせ」
「断るのだ・・・アポロチェンジ!!」
ブオッ!!
ガイがアポロガイストに変身し、撃ちこまれた鉄矢が融解する。
「ち!!」
[Attack Ride---BLAST!]
ディケイドがいくつにも分身した銃身から弾丸を撃ち出す。
だが巨大なガイストカッターにすべて防がれてしまう。
しかし状況は依然として二対一。
おそらくこの騒ぎであればディエンドが来るであろうし、最悪BLACKまで相手にしなければならなくなる。
「面倒な・・・ぬ・・貴様、来い!!」
アポロガイストが近くにいた、逃
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