第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
ディケイド 〜仲間意識・感受〜
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にそれを阻まれる。
「ここは通さんぞ、クライシス!!」
「RX!!邪魔をするな!!!」
仮面ライダーBLACK RXの登場。
ここに見事な混戦の形が出来上がる。
「ぬううう!!!邪魔をしおって!!!迷惑な奴なのだ!!!」
「これに懲りたら頭のそれ寄こせ!!!」
「それはできない相談なのだ!!!」
ドカッ!!バン、ドン!!!
蒔風とディケイドがまとわりつくチャップ共を千切っては投げを繰り返す。
「蒔風」
「なんだ!?今そこはかとなく忙しいんだが」
「失ってから気付いたんだ。オレは、誰かのために戦うこともできる、ってな」
「士?」
「仲間なんて明確なものはまだわからない。だが・・・失いたくない奴はそれなりにいるからな!!!」
「それはっ!!どぉりゃ!!よかったな。また強くなったぞ、お前」
蒔風とディケイドが次々と雑兵やアポロガイストが新たに呼びだした怪人を圧倒していく。
そんな攻防のさなか、アポロガイストはあくまで任務を遂行するようで、蒔風らから離れシュバリアンに声をかける。
「クライシス皇帝に伝えろ。手を取り合いライダーどもを殲滅し、共に世界を手に入れるのだと!!」
「だまれ!!貴様らの手は借りん!!」
シュバリアンが鋼鉄の爪でアポロガイストを斬り裂こうと振るうが、簡単にかわされる。
「確かに伝えた。よい返事を待っている。大ショッカーは寛大だからな」
シュウウウウウンン・・・・・
そう言ってアポロガイストはその場に戦力を残しオーロラで離脱しようとしていた。
「まて!!」
「こ、の・・邪魔だ貴様ら!!!」
蒔風とディケイドがアポロガイストを追おうとするが、多くの敵に阻まれてしまう。
「ぬ、士君、蒔風君!!!フッ!RX!バイオ、ライダー!!!」
その状況を見たRXがバイオライダーへと姿を変え、その体を液状にして敵を絡めとる。
一カ所にかき集められた敵を相手にしながら、RXが叫んだ。
「事情はユウスケ君から聞いている!!行け!!」
「すまない!!」
「そうさせてもらう!!」
蒔風とディケイドがオーロラに突っ込む。
だがアポロガイストのために開かれたそのオーロラは侵入者を拒んだ。
バチバチと少しだが弾かれる。
そのオーロラをまず蒔風が通り抜けた。
翼人だからであろう、少しだけ静電気のようにはじけたが、なんの問題もなく通る。
だがディケイドはなかなか通れない。
蒔風が手を貸そうとしたそのとき、ディケイドの背中を何者かが押した。
「まったく、仕方ないなぁ。だけど助けてあげよう。ほら、行きたまえ。これだけのハンデでも、
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