第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
ディケイド 〜仲間意識・感受〜
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
「方法なんざどうでもいい。今ここにオレがいることの方が問題だろ?」
「・・・貴様はこの世界の・・・ディケイド以上に異物のようだな」
「おお!!よくわかったな。その通り。オレは、異端者だ」
「それで?私のパーフェクターを奪いに来たのか?」
「よくわかってんじゃん・・・だァ!!」
ブゴォ!!
蒔風の蹴りがガイの顎を捕らえようとする。
それを紙一重でかわしたガイが、アポロガイストへと姿を変えた。
「あの女の命が消えないのも貴様の仕業か!!」
「その通りです、大正解!!飴ちゃんやろうか?」
「いらぬ!!」
アポロガイストがフェンシングのような剣・アポロフルーレで蒔風に斬りつける。
それをその場から動かず畳返しで防ぐ蒔風。
そしてそれを蹴り砕いて、アポロガイストの目をくらます。
その隙に足払おうとローキックを放つが、アポロガイストがその軌道上に剣を配置する。
キックに急ブレーキをかける蒔風。
するとその止まった足を軸に、身体の方が回転し、アポロガイストの後頭部にカパァン!と蹴りが命中する。
「ぬ・・・おっ」
カラァン!
「よっし!!」
その蹴りの衝撃でパーフェクターが頭部から落ちる。
それを蒔風が拾おうとするが、アポロガイストが許さない。
巨大な盾、ガイストカッターをフリスビーの様に投げつけ、蒔風の右手を切断しようとする。
ギィイイオオオンン!!!!
恐ろしい旋回音を発し、ガイストカッターが迫る。
蒔風に腕を引く時間はなかった。
その右手が、ガキュウウウウ・・・・という音と共に吹き飛ばされる。
「ぐごおおおおお!!!!・・・っ、なんて重さだよ・・・」
だが蒔風の右腕はまだついていた。
とっさに「天地陰陽」を出したことで、かろうじて切断には至らなかったのだ。
だが負傷はしたようで、右腕からは赤い液体が滴り落ちてきている。
落ちたパーフェクターを再び装着して、アポロガイストが言う。
「ふふふ・・右腕を潰したぞ・・・さて、答えて貰おうか。なぜあの女の死のスピードがこんなにも遅いのか」
蒔風が右腕を抑えながらアポロガイストに言い返した。
「ばぁーか、言うかよ」
「な・・・」
「やれ!!!」
[Attack Ride---SLASH!]
その電子音と共に、ディケイドがアポロガイストに襲いかかる。
「ぬ!!ディケイドまで現れおったか!」
「貴様ら!何をしている!!」
そこれようやくシュバリアンらクライシス勢もこちらに気づく。
そしてこちらに攻め込もうとするが、ひとりの戦士
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ