暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
ディケイド 〜蒔風、かなりキレる〜
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グバを引きつけ、Dチノマナコの方はディケイドとレッドに任せた。








ザキギィン!!!

ゴールドが得意の居合切りでダグバを攻める。
しかし、ダグバの肉体の硬度にいくら斬ってもきりがない。

しかも斬れたところですぐに回復していく。

そのあまりの強度に源太が信じられないような声を上げる。


「なんだこいつ!?全然斬れねえ!!」

「一人で行くな!!はぁあ!!」

ガギン!!蒔風が「火」で首筋に斬りかかるが、それを腕で防がれる。
そしてもう一方の腕で二人まとめて殴り飛ばした。

飛んでいく二人の間を縫ってクウガの蹴りが炸裂する。
しかしノーマルのマイティフォームで敵うわけもない。

ハエをはたくかのような動作で弾き飛ばされる。

「こいつ・・強い!!」

「・・・ユウスケ!!」

「なんだ舜?」

「ちょっとビリビリするぞ!!」

「え?うわぁ!!!」


蒔風がクウガの背に手を当てて、雷旺を流し込む。
そうすることで、蒔風が強引にクウガのライジングフォームを引っ張りだした。


「ったく・・・この世界にはないんだからよ・・・・ほい、ライジングフォーム移行可能!!ほれ早く!!」

「お、おう!!超変身!!」

ばっ、バチバチバチ!!!

クウガの全身に電流が流れ、ライジングマイティへと変わる。
しかし蒔風が納得しない。


「それじゃダメだ!!もっとだ!!ってうをお!?」

ダグバのキックが蒔風の脇腹数p逸れた所を通過していった。
あたっていれば間違いなくその個所はなくなっていただろう。

「ユウスケごめん!!雷旺!!!!」

「え!?ぐあああああああああああああ!!!!!!!」

クウガにさらに電流を流し込んで力を覚醒させる。

そうすることで赤かった装甲は黒く染まっていき、全身から稲妻がほとばしる!
アメイジングマイティにまで覚醒したクウガがそこに立ち、Dチノマナコを標的に見据える!


「って、いきなりやるな!!」

「こうしないとおおう!!!勝てないのっっとあああああ!!!!」

蒔風がダグバの攻撃を丁寧に、本当に丁寧に逸らしていく。
そうでもしないと腕が持って行かれてしまうのだ。

「源太!!お前にはこれ!!」

蒔風がゴールドの剣、サカナマルを握ると、その剣に絶光の力が宿った。

「オレは爆発の余波を食い止める!!お前らがやってくれ!!!」

「「わかった!!」」

その声に応じて、ゴールドが信じられないスピードで動く。
絶光の力を受けた「光」のモジカラの戦士はその速度のままダグバを切り刻む!!!

「ハッ!!ハアッ!!!」

「おおぉぉぉぉぉおおおおおお
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