第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
ディケイド 〜新たな旅、コンプリート〜
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「夏海!!そいつから離れろ!!」
そこに同級生三人が走ってきた。
ネガ夏海が止めるが、夏海がそちらに駆けて行ってしまう。
「みんな!!」
「夏海・・・フン!!」
グイッ、と佐藤の顔が醜悪なそれに代わり、夏海の腕を捻りあげた。
「佐藤君!?なんで・・・」
「お前は餌だったんだよ。こいつをおびき寄せるための、な」
青柳がネガ夏海を指さしてバカにしたように言った。
さらに言葉と続ける。
「さあ、我々から盗んだ宝を返してもらおうか」
「・・・・・・・・・」
ネガ夏海が悔しそうに俯く。
人質を取られては、案内するしかなかった。
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やってきたのは土管が大量に、あちらこちらに積まれている土石場。
ここの電信柱の下の砂利の中に、「宝」は埋められていた。
ネガ夏海がそれを差し出す。
するとどこからともなく現れた音也がそれを奪うように取り上げた。
「んーーー。これで我々の宝が戻ってきたぞ・・・そしてこれを受け継ぐのは・・・・出て来い!!士!!」
その声に応じて土管の陰から士が出てきた。
その顔は厳しく険しい。
「士君・・・」
「これはお前のものだ、士。お前は最高のライダーとしてこの世界に生きるがいい。お前は、影の世界の住人だ」
「なるほど・・・いろいろと楽しかったけどな・・・・」
士がその先を言う前に、周囲を紙飛行機が飛んできた。
皆の視線がそちらに奪われる。
その隙を突き、海東が音也の手から「宝」をかすめ取っていった。
「へぇ〜。これはたいしたお宝だ」
「宝」を見まわし、感心の声をあげる海東。
周囲から向けられる敵意の眼差しなど、気にも留めてない。
「貴様・・・・変身!」
音也がダークキバに変身し、海東に迫る。
それに合わせて海東も変身する。
ガシュウ、ガチィ
カードをディエンドライバーに装填し、
[Kamen Ride---]
その銃口を上に向けて
「変身!!」
引き金を引く
[DIEND!!]
幾重にも影が海東を覆い、仮面ライダーディエンドに変身した。
さらに夏海をとらえていた三人も、彼女を放りだし、変身する。
「(ウィン)変身」
「(000、standing by)変身」
「(バッ)変身」
ガシュゥウウ・・・・
そこにダークカブト、オーガ、リュウガのダークライダーが現れる。
「手加減なしだ」
「「「オオオオオオオオオ!!!!」」」
音也の言葉を合図に、三人が一斉にディエンドに
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