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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】
IS学園入学
第5話 クラス代表決定戦 V
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だ。お前にその地獄を経験させるのは俺としては苦痛なんだ、解ってくれ……

白夜「けどここに居る間は一緒だ、それだけで勘弁してくれ」

マドカ「うん♪」≪ニコッ≫

この笑顔を守るのは…今の役目だろうな……
そう思いながら寮へと帰って行った。

_______________


セシリアSIDE



≪サアアア……≫

夜。わたくしは部屋でシャワーを浴びながら今日の試合を思い返しています。
誤算でしたわ。幾ら男とはいえ、彼はブリュンヒルデと名高い織斑先生の実の弟。そして単一仕様能力を使える織斑 一夏改め白夜。
彼にあったのは、立ち止まる事を許されなくとも挫けず進み続けようとする強い意志、そして頑固な覚悟。あれはまるで、小さい頃憧れた強くて優しい物語の騎士のよう……
わたくしの騎士__

「ちょっとセシリア!いつまでシャワー使ってんのよ??いい加減上がりなさいよ??」

わたくしの騎士様……

___________________


白夜SIDE



試合の翌日のSHR。

真耶「という訳で、一年一組のクラス代表は白夜くんで決定です」

『きゃ〜〜〜〜♪!!!!』

やっぱそうなるよな……てか他うるせェよ……


セシリア「おめでとうございます白夜さん、わたくしセシリア・オルコットを破るとは、流石は織斑先生の弟__」

≪ガチャッ……スッ≫

昨日の上から目線な態度は何処へやらみたいに態度を改めたのはまあ良いとして、俺の過去に触れて来たから咄嗟に拳銃を構えるもまた織斑先生に止められた。

千冬「オルコット、白夜は過去を触れられることを嫌ってるんだ。そのくらい慎め」

セシリア「う……申し訳ありません」≪シュン……≫

白夜「ハア……」≪スッ≫

なんか悩みの種がまた一つ増えた気がするが、とりあえず事が収まった以上は拳銃を握ってても仕方ないから銃をホルスターに戻した。


千冬「一年一組のクラス代表は白夜、この決定に異存は無いな?」

『はーーい??』

ハァ……また厄介事が増えたよ……服薬増量だな……

ーーーーーーーーーーーーーーー

それから時間が経って実習の時間になって、全員ISスーツに着替えてアリーナに集合した。
一応言っとくが織斑先生と山田先生はジャージを着ている。

千冬「__では今から、基本的な飛行操縦を専用機持ちにやってもらう。
白夜,織斑,オルコット、試しに飛んで見せろ」

マドカ「解りました」

セシリア「問題ありませんわ」

白夜「契約の内なら仰せのままに」

訓練ね……まっ、折角専用機持ちが居るんだから同然だろうな……


≪カッ!シュウウ……≫

「「「……」
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