第49話
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を向けて警告したその時!
「その通り!」
アーネストは銃で市長の心臓を目掛けて何度も撃った!
「チッ!」
それを見たメヒーシャは斧槍で銃弾達を纏めて震い落とそうとしたが、攻撃がわずかに間に合わず、斧槍を振るった影響で発生した風によって銃弾達はそれて、一発だけマクダエル市長の片足を僅かにかすった!
「グッ!?」
銃弾が足をかすり、足から血を出し始めたヘンリーは呻いた後、地面に膝をつき
「死ねぇっ!」
それを見たアーネストは短剣で強襲した!
「させるか!」
しかしその時、メヒーシャが斧槍をアーネスト目掛けて振るい
「クソ!邪魔をするな!」
メヒーシャが振るった斧槍と鍔迫り合いの状態になったアーネストはメヒーシャを睨んだ!
「ようやく本性を現したな!エリィ達の目は誤魔化せても、天使である私達の目は誤魔化せんぞ、”魔”の者よ!………(エリィ!早く来い!ロイドの予想通り、案の定アーネストとか言う男が襲って来たぞ!)」
睨まれたメヒーシャはアーネスト睨み返し、エリィに念話を送った。
一方事件の真相に気付いてS席を走って通り抜けたロイド達は貴賓席へ続く扉の前に倒れている警官に気付いた。
「これは………」
「貴賓席にいた警官………!?」
倒れている警官を見たロイドとエリィが表情を厳しくして呟いたその時
「お前達、一体ここで何をしている!?なっ………!?」
ダドリーたちがロイド達に走って近づいてロイド達を睨んだが、倒れている警官に気付き、驚いた。
「話は後です………!エリィ、飛び込むぞ!」
「え、ええ………!」
警官に驚いているダドリーを一瞥した2人は貴賓席のある部屋に入った!するとそこには地面に膝をついているヘンリー、メヒーシャと鍔迫り合いをしているアーネストがいた!
「おじいさま!メヒーシャ!」
それを見たエリィは声を上げ
「むっ!?」
エリィの声に気付いたアーネストがロイド達に視線を向けたその時!
「ハアッ!!」
「チッ!?」
アーネストのできた隙を狙ったメヒーシャが斧槍を持つ手に力を入れて、アーネストをのけ反らせ
「そこだっ!!」
ロイドがアーネストに詰め寄って、トンファーでアーネストが持つ短剣を叩き落とした!
「くっ………!」
短剣を叩き落とされたアーネストは表情を歪めて背後に跳躍して後退したが
「斬!!」
「グアッ!?」
メヒーシャが放ったクラフト――――薙ぎ払いが後退する寸前に腹の部分に命中し、腹から血を流しながら銃をロイド達に向けて、警戒した!
「くっ………拳銃まで!」
「おじいさま………!」
アーネ
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