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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
第48話
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ンビクラフト)――――スターブラストを受けた銀は地面に膝をつき、戦闘不能になった!


「はあはあ………どうだ!?」

「や、やったの……?」

「強かったよ〜!」

「ええ……分け身とはいえ、あそこまで強いとは……」

「これが伝説の暗殺者の力……話に聞いていた以上の強さでしたね……」

戦闘を終え、地面に膝をついている銀を警戒しながらロイドとエリィは息を切らせ、シャマーラとエリナはそれぞれ溜息を吐き、セティは真剣な表情で呟き

「……結構強かったです。」

「でも、これで何とか……」

ティオは静かに呟き、ノエルは安堵の表情で呟いたが

「……いや、駄目だ。」

「ええ。まあ、貴方達にとっては上出来な方よ♪」

「え………」

厳しい表情で言ったランディとランディの言葉に頷いた後口元に笑みを浮かべて呟いたカーリアンの言葉を聞き、呆けた。すると

「そちらの彼はなかなかできるようだな。そして……やはり噂以上の強さか、”戦妃”。」

銀の声が聞こえて来た後、地面に膝をついた銀は消えて一枚の符になった。

「な……!?」

「”符”……!?」

「これは一体……!?」

それを見たロイドとティオ、エリナが驚いたその時、空間から銀が現れて剣を構え直した。

「い、いつの間に……!?」

「き、気付かなかった………」

「戦闘中に分身だけ残してそこで高見の見物ってわけか。恐ろしく腕が立つようだが………あまり良い趣味とは言えねぇな?」

驚いているエリィとノエルにランディは説明した後、目を細めて銀を睨んだ。

「ふふ………気に障ったのなら謝罪しよう。それに見物はそちらも言えるのではないか?”戦妃”。」

「ええっ!?」

「まさか……気付いていたんですか?」

口元に笑みを浮かべて呟いた後、カーリアンに視線を向けて呟いた銀の言葉を聞いたロイドは驚き、エリィは驚きの表情でカーリアンに尋ねた。

「ええ、伝説の暗殺者を相手に貴方達がどこまで食い下がれるか見物のついでに気付いていたわよ♪」

「……道理で分け身を倒したのにこっちを手伝ってくれないわけだ……」

「………悪趣味です。」

悪びれもなく答えたカーリアンの言葉を聞いたランディは溜息を吐き、ティオはジト目でカーリアンを見つめて言った。

「しかし戦闘中に私の動きを見切れるとは。なかなか大した動体視力だ。そしてティオ・プラトー………貴様の活躍には私も予想外だったぞ。」

「ま、これでも実戦経験はそれなりに積んでるんでね。それで………まだ、やんのか?」

「……どうも。まだやるのでしたら、今度はラグタスやラテンニールを呼ばさせてもらいますよ?」

「フフ、今度は私も混ぜてもらう
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