第46話
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れ武器で防御したが、敵の攻撃の威力はすざましく、攻撃を武器で受けた3人は吹っ飛ばされた!
「出でよ、鋼輝の陣!イオ=ルーン!!」
「光の精霊よ、力を!槌の光霞!!」
そして魔術の詠唱をしていたエリナとセティはそれぞれ耐性の属性ではない魔術を放って、敵達を攻撃し
「―――闇に呑まれなさい!ティルワンの闇界!!」
ティオが弱点属性の高位魔術を放って、止めを刺し、消滅させた!
「な、何だ今のは………!?」
「明らかに普通の魔獣とは違いましたね……かといって、人間が入ったわけでもないし。」
戦闘を終えたロイドは声を上げ、ノエルは溜息を吐いた後表情を厳しくし
「ま、ま、まさか………亡霊とか?」
エリィは身体を震わせながら呟いた。
「よくわかりませんが………導力仕掛けのカラクリでは無さそうですね。中世の魔導師が造ったというゴーレムみたいなものでしょうか?」
「おいおい……何でそんなものが動いてんだよ。ひょっとしてこれも”銀”の罠なんじゃねえのか?」
ティオの推測を聞いたランディは溜息を吐いた後、目を細めて呟き
「……わからない。ただ、さっきティオとセティが言った事は正しかったみたいだな。」
「そうね……戦っている時、今までにない感じがしたわ。時・空・幻―――上位三属性か。」
ロイドとエリィはそれぞれ頷いた。
「どっちかっていうと、あたし達の世界で戦っている感覚だよね〜?」
「………そうですね。私達の世界は空―――神聖属性や時―――暗黒属性を耐性や弱点とする魔獣がいるのですから。」
そしてシャマーラが呟いた言葉に、エリナは頷いた。
「おそらく霊的な乱れが発生しているのではないかと。それ以上の事はちょっとわかりませんが………」
「………どうやら放置していたのは完全に間違いだったみたいですね………―――行きましょう、皆さん。あたしとしても、この塔の中をちゃんと調べたくなってきました。」
一方ロイド達の話を聞いていたノエルは真剣な表情でロイド達を見回して言った。
「ああ……慎重に探索を開始しよう。」
ノエルの言葉にロイドは頷いたその時
「その前に疑問があるのですが………」
ティオはある人物に視線を向け
「……なんでさっきの戦いに手を貸してくれず、一人だけサボっていたんですか?」
ある人物―――カーリアンをジト目で見つめて言った。
「ティ、ティオちゃん。」
「うは〜……度胸あるな、ティオすけ……」
ティオの言葉を聞いたエリィは慌て、ランディは感心していた。
「フフ……貴方達がどのくらいできるのか、ちょっと見させてもらったのよ。予想以上に連携もできているようだし………フフ、何だか貴方
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