第46話
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前にもティオが口にした事がある言葉だけど………どこの事なんですか?」
一方2人の会話を聞いていたノエルは首を傾げ、ロイドはカーリアンに尋ねたが
「あ〜………ま、貴方達が気にする事じゃあないわ。」
「ハ、ハア……?」
カーリアンは答えを濁し、ロイドは戸惑いながら頷いた。
「地・水・火・風………4属性以外の上位属性が働いている気配を感じます。」
「えっと、それって……」
「導力魔法の属性のこと?」
一方ティオの説明を聞いたロイド達はそれぞれ首を傾げ、ノエルが尋ねた。
「……はい。地・水・火・風のアーツが弱点という魔獣はいますよね……?ですが、上位属性である時・空・幻のアーツに関しては強力ですが弱点の魔獣はいない……その法則が歪んでいる感じです。」
「うーん……よくわからないけれど。要するに、アーツの効き方が他の場所とは違っているんだな?」
「はい。アーツと同じ属性を持つ魔術も同じだと考えて下さい。」
ティオの説明を聞いて考え込んだ後、答えたロイドの言葉にセティは頷いた。するとその時、何かの足音が聞こえて来た。
「この音は……」
「魔獣か………?」
足音に気付いたロイド達が振り向くと、なんとロイド達の身体と比べて倍以上の大きさを持つ機械人形達が近づいてきた。
「な……!?」
「こ、これは……!?」
「おいおい……こいつは何の冗談だ!?」
機械人形達を見たロイドやノエルは驚き、ランディは目を細めて声を上げ
「魔導人形の類……?」
「―――来ます!」
セティは眉を顰めて呟き、エリナは警告した。そしてロイド達は戦闘を開始した!
「分析を開始します………4属性に対して耐性を持ち、弱点は時属性です!!」
戦闘開始早々ティオはクラフト―――アナライザーで敵を分析して、ロイド達に助言した。
「わかった!なら……こいつを喰らえ!!」
「行くぜ……喰らいなっ!!」
助言を聞いたロイドは時属性を込めたクラフト―――ダークブレイクを、ランディは暗黒属性を込めたスタンハルバードで跳躍して思い切り叩き付けるクラフト―――闇切断を放って、それぞれ一体ずつダメージを与え
「行っくよ〜……それっ!!」
シャマーラも続くように時属性を込めたクラフト―――暗黒スマッシュを放って、もう一体の敵にダメージを与えた。
「えいっ!!」
「そこっ!!」
一方ノエルはサブマシンガンで、エリィは導力銃で敵を撃った。しかし敵は頑丈なのか、あまり効いている様子はなくそれぞれ、腕を振るってロイド達を攻撃した!
「クッ!?」
「っと!?」
「わわっ!?」
攻撃に気付いた3人はそれぞ
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