第46話
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「……わかりました。だったら止めません。その代わり……あたしも助太刀します!」
「ええっ!?」
「で、でも……いいんですか?」
そして考え込んだ後提案したノエルの言葉にロイドは驚き、エリィは戸惑った様子で尋ねた。
「一応、この塔の管理はクロスベル警備隊の仕事ですし。皆さんだけを危険な目にあわせるわけには行きません。それに、いつもフランがお世話になっているみたいですし……ノエル・シーカー曹長、全力で皆さんをサポートします!」
「う、うーん……妹さんの事は、むしろ俺達が世話になってるくらいなんだけど。」
「ま、いいんじゃないか?腕は立ちそうだし、ここは手を借りておこうぜ。」
「そうですね。バックアップがいればわたしたちも助かりますし。」
「問題は”銀”が警備隊員を警戒しないかぐらいだけど………一人なら大丈夫じゃないかしら?」
「……そうだな。ノエル曹長―――よろしくお願いするよ。」
「ええ、こちらこそ!」
ロイドの言葉にノエルは力強く頷いた。するとその時
「フフ……面白そうね……私も混ぜてもらってもいいかしら?」
女性の声が聞こえた後、肌を大胆に見せ、まるで水着のような大胆な衣装を着ている夕焼けのような色の赤髪の女性がロイド達に近づいてきた。
「「え………」」
女性を見たエリィとティオは驚きの表情で女性を見つめ
「うっ………」
「す、凄いですね……よくあんな格好ができますね………」
「おおおおっ!?な、なんて大胆な女性だ……!それに……顔やスタイルも良い!!」
ロイドとノエルは肌をふんだんに見せている女性を見て顔を赤らめたり驚いたりし、ランディは声を上げた後興奮した様子で女性を見つめ
「貴女は……!」
「……どうして貴女のような方がここに……」
「うわ〜!久しぶりです!」
セティとエリナは驚きの表情で女性を見つめ、シャマーラは嬉しそうな表情で女性に話しかけた。
「あら?貴女達、どっかで見たような……?」
一方話しかけられた女性は首を傾げてセティ達を見つめ
「―――ウィルフレド・ディオンとセラヴァルウィ・ディオンの娘、セルヴァンティティ・ディオンです。皆さんからは愛称でセティと呼ばれているので、以後私の事はそうお呼び下さい。………あの時はユイドラに加勢していただきありがとうございました。」
「同じくウィルフレド・ディオンと睡魔のシャルティ母さんの娘のシャマーラ・ディオンです!」
「……ウィルフレド・ディオンとウィルフレド・ディオンの”使徒”の一人、”権天使”メロディアーナの娘、エリナ・ディオンです。―――お久しぶりです、カーリアン様。」
見つめられたセティ達はそれぞれ自己紹介を
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