第50話
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黒月”の事務所とミシェラムにある別荘が何者かに襲撃されたそうだぜ!」
「何だって………!」
「何でも”黒月”は防戦一方みたいでさ〜!かなりの被害も出たみたいだぜ!?ま、襲ったのは間違いなくルバーチェの連中だろうけどな!」
「そうだったのか………そう言えばミシェラムの別荘も襲撃されたって言っていたな?一体誰の別荘が襲撃されたんだ?」
「それは俺も気になって調べてみたらマジで驚いたぜ……何せあの”Ms.L”名義の別荘が襲われたんだぜ。」
「な……っ!?」
通信相手―――ヨナからの情報を聞いたロイドは自分と同じように真剣な表情で通信をしているレンに視線を向け
「ええ……ええ……わかったわ。騒ぎを聞きつけた警察も既に到着して調べ始めているでしょうから、ほとぼりが冷めるまでは外出は最低限にまで控えて、外出時は最低3、4人で行動するようにする事。それとわかっているとは思うけど絶対に襲撃された拠点には近づかないようにして。それじゃ、また近い内に連絡するわ。」
レンは真剣な表情で通信相手と会話をした後通信を終えていた。
「………ありがとう、ヨナ。情報提供感謝するよ。」
「ハッ、今度何かで返せよな!」
そしてレンに続くようにロイドも通信を止めた。
「ヨナからですか?」
「ああ……どうやらとんでもない事が起きたみたいだ。」
ロイドはみんなにヨナから聞いた情報を伝えた。
「ほ、本当なの………!?」
「おいおい、マジかよ!?」
「真夜中とはいえ市街地と別荘地でそんな事が………」
「ほえ〜?」
「……ちなみにレン。さっきお前に来た通信相手は襲撃されたお前が所有している別荘を管理しているお前の関係者辺りか?」
ロイドの情報に仲間達がそれぞれ驚いている中、キーアは何の事かわからず不思議そうな表情で首を傾げ、セルゲイはレンに視線を向けて訊ねた。
「ええ、そんな所よ。ハア……お陰でレンの別荘が一つ使い物にならなくなっちゃったわ。」
「別荘が使い物にならなくなったって……一体何があったんだ!?」
「ふむ………”黒月”は当然としてミシェラムの方にも一課あたりがとっくに動いてるんだろうが………気になるんなら行って来い。―――ただしメシを喰ってからな。」
「はい、そうしてみます!」
その後ロイド達は襲撃された”黒月貿易公司”に向かう事にし、ツァオに話を聞く為に”黒月貿易公司”の建物に到着したロイド達は一般人が近づかないように、入り口を見張っている知り合いの警官に話をして、通してもらい、ツァオがいる部屋に入った。
〜黒月貿易公司〜
「―――ツァオさん。今日の所はこれで失礼します。できればもう少し、詳し
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