ドラゴンとその子たち
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か!?」
ここは崩壊した冥界島のとある場所。そこでは、大量発生しているラミーを倒したエルフマンやリサーナたちと、ガジルやレビィと別行動を取っていたルーシィが合流していた。
『またエロい格好を』
「心の声、漏れてんぞ」
ビキニのような衣装に身を包んでいるルーシィを見てニヤニヤしているウォーレン。彼の声は念話となっており、周りの全員の頭の中にダダ漏れになっていた。
「みんなと会ったり、別れたりで・・・」
そう言った途端、表情を暗くさせるルーシィ。この時彼女は、星霊王召喚の代償として鍵を壊してしまったアクエリアスのことを思い出していた。もう会えなくなってしまった大切な存在のことを思い、彼女は落ち込んでいた。
「どうしたの?」
「何でもない。大丈夫!!」
突然しゃべらなくなったルーシィを心配し声をかけるリサーナ。それに金髪の少女は無理矢理に作った笑顔で答える。
「他の連中はどうした?」
「ガジルとレビィちゃんは、ジュビアをポーリュシカさんのところに運んでる。
グレイは何かすごい力を手に入れたって・・・
ナツはその・・・どうやって説明したらいいか・・・」
今自分が持っている情報の中で一番解説をしにくい話題。それがナツのことである。ルーシィはどう説明すればいいか、頭を悩ませていた。
「もしかして、空中で今戦ってるのって・・・」
「ナツがずっと探してた、あのイグニール」
「どっから来たんだ?」
「えぇっと・・・」
イグニールはナツの体内に秘術を使い眠っていたのだが、ルーシィはそれをどう説明すればいいのかわからず、懸命に言葉を選んでいる。
「けど、ナツの味方ってことは、俺たちの味方だよな?」
「アクノロギアと互角に戦ってるんだろ!?」
「少し希望が見えて来たんじゃねぇのか!?」
彼女の説明を待たずにテンションをあげるウォーレンとジェット、ドロイの三人。彼らが盛り上がっていると、そこに数人の魔導士たちがやって来る。
「まだフェイスが残っています」
「ウェンディ!!」
「シャルル!!セシリー!!それにあんたらは評議院とBIG3の・・・」
彼女たちの元へやって来たのは、ウェンディやカミューニといったメンバー。彼らも無事だったことにルーシィたちは安堵していたが、その後ろにいる三人は少女のある部位を見て驚きを隠せずにいた。
「「「つーか・・・その髪どうしたんだぁ!?」」」
「はいそれ三回目」
「もうやったからやらなくていいよ〜」
リサーナやユキノといったショートヘアの女性たちのそれと変わらない髪型になっているウェンディを見て、ウォーレンたちは涙を流し絶叫している。
そんな彼らの悲しみなど気にすることもなく、カミューニとセシリーが冷たくいい放
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