【ハリー・ポッター】編
155 ホグワーツでの生活
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ーの客は俺が“道具作成:A”のスキルで“護れ(プロテゴ)”を付与した指輪を買っていった。
護りの指輪≠ヘ当店の目玉商品で──杖腕≠ノ装着しておくだけで、装着者魔法力こそ消費するが──自動的に大体の魔法を弾いてくれる、さっきのレイブンクロー生も飛び付いてくれる程度には優れモノある。
商品の在庫は“私のかわりはいくらでも(マイオルタナティヴ)”…バックアップを取るスキルで用意出来るので、売れば売るほど儲かる。
……ちなみに“守りの指輪N”のN≠ニはランクであり、下からN∞A∞S≠ニなる。……決してネオアームストロングサイクロンジェットアームストロングの略称ではない。上から並べてのS∞A∞N>氛汞正気度≠ナもない。
閑話休題。
守りの指輪シリーズ≠フ概要は、以下の通りである。
――――――――――――――
・“守りの指輪N”
掛かっている魔法:“護れ(プロテゴ)”/価格:1ガリオン
・“守りの指輪A”
掛かっている魔法:“万全の護り(プロテゴ・トタラム)”/価格:10ガリオン
・“守りの指輪S”
掛かっている魔法:“恐ろしきものから守れ(プロテゴ・ホリビリス)”/価格:20ガリオン
――――――――――――――
守りの指輪シリーズ≠ヘ一貫して同型の何の変哲もない──宝石すらもついていない指輪だが、その指輪の内側をよくよく見るとルーンが彫ってある。……それは俺の手作業なので一番下のランクの“守りの指輪N”でさえ1ガリオンもするのはそこに起因している。
N≠ゥらA≠ヨかけて一気に高くなるのは、A≠ゥらは闇の魔法をも防げる様になるからだ。……しかしそれにつれ、消費する魔法力が大きくなる。
……つまり、この価格設定は下級生への安全装置と云うわけだ。
「儲かってるか、兄弟」
「やぁ、ロン」
また客が入ってくる。今度はフレッドとジョージだ。
「ぼちぼちでんがな──なんてな。……さぁ好きなだけ見ていってくれ」
フレッドとジョージは“バブリモシャス”──噛んでいる間、思い浮かべている人物に変身出来るガムを、1セット──コーラ味∞ソーダ味∞グレープ味≠フ3個入りで10シックルを1セットだけ買っていった。
……何はともあれ、今日も絶好の商い日和だった。
SIDE END
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