暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
155 ホグワーツでの生活
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ーの客は俺が“道具作成:A”のスキルで“護れ(プロテゴ)”を付与(エンチャント)した指輪を買っていった。

護りの指輪≠ヘ当店の目玉商品で──杖腕≠ノ装着しておくだけで、装着者魔法力こそ消費するが──自動的(オート)に大体の魔法を弾いてくれる、さっきのレイブンクロー生も飛び付いてくれる程度には優れモノある。

商品の在庫は“私のかわりはいくらでも(マイオルタナティヴ)”…バックアップを取るスキルで用意出来るので、売れば売るほど儲かる。

……ちなみに“守りの指輪N”のN≠ニはランクであり、下からN∞A∞S≠ニなる。……決してネオアームストロングサイクロンジェットアームストロングの略称ではない。上から並べてのS∞A∞N>氛汞正気度≠ナもない。

閑話休題。

守りの指輪シリーズ≠フ概要は、以下の通りである。

――――――――――――――


・“守りの指輪N”

掛かっている魔法:“護れ(プロテゴ)”/価格:1ガリオン


・“守りの指輪A”

掛かっている魔法:“万全の護り(プロテゴ・トタラム)”/価格:10ガリオン


・“守りの指輪S”

掛かっている魔法:“恐ろしきものから守れ(プロテゴ・ホリビリス)”/価格:20ガリオン


――――――――――――――

守りの指輪シリーズ≠ヘ一貫して同型の何の変哲もない──宝石すらもついていない指輪(リング)だが、その指輪の内側をよくよく見るとルーンが彫ってある。……それは俺の手作業なので一番下のランクの“守りの指輪N”でさえ1ガリオンもするのはそこに起因している。

N≠ゥらA≠ヨかけて一気に高くなるのは、A≠ゥらは闇の魔法をも防げる様になるからだ。……しかしそれにつれ、消費する魔法力が大きくなる。

……つまり、この価格設定は下級生への安全装置(ストッパー)と云うわけだ。

「儲かってるか、兄弟」

「やぁ、ロン」

また客が入ってくる。今度はフレッドとジョージだ。

「ぼちぼちでんがな──なんてな。……さぁ好きなだけ見ていってくれ」

フレッドとジョージは“バブリモシャス”──噛んでいる間、思い浮かべている人物に変身出来るガムを、1セット──コーラ味∞ソーダ味∞グレープ味≠フ3個入りで10シックルを1セットだけ買っていった。

……何はともあれ、今日も絶好の(あきな)い日和だった。

SIDE END
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ