第44話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「だったら、あたし達が創るよ!ねえねえ、セティ姉さん、エリナ。後で一台くらい持ち帰って解体して調べない?」
「う、う〜ん……それはちょっと………」
「……確かに解体して調べる魅力には惹かれますが、さすがにそれはどうかと。市が管理しているのですから、勝手に持っていったら泥棒になりますよ。」
エリィの言葉を呟いた後提案したシャマーラに視線を向けられたセティは苦笑し、エリナ溜息を吐いた後、注意した。
「ちぇ〜……残念。」
「フフ、それに一から創った方が工匠として作り甲斐がありますよ。」
そしてつまらなさそうな表情をしているシャマーラにセティは微笑みながら言った。するとその時オートマタ達は吸引口をロイド達に向け
「!!皆さん、油断しないで下さい!あれは……!」
何かに気付いたティオが警告したその時、オートマタ達は吸引口からすざましい大気の渦を発生させて、ロイドやランディ、シャマーラとエリナを吸い込み始めた!
「なっ!?」
「わっ!?」
「おい!俺達はゴミじゃねえぞ!?」
ロイドとシャマーラ、ランディは驚きながらオートマタの吸引口に張り付けられ
「クッ………!」
エリナは翼を羽ばたかせ、空中へと逃げて、吸引の渦から逃れた。
「どうやらセンサーが故障しているようです!………言うなれば暴走機械です!早く3人を助けないと!」
そしてティオが警告したその時、ロイド達を吸引口に張り付けたオートマタ達は小さなアームから鋭利なカッターや回転するチェーンソーを取り出した!
「じょ、冗談じゃない!ハアッ!!」
それを見たロイドは表情を青褪めさせた後クラフト―――スタンブレイクを使う為にトンファーに電撃を流し、思い切り叩いてオートマタをショートさせ、態勢を立て直して、オートマタから離れ
「帰ったら市の管理課に文句を言ってやろうぜ!壊れた機械を放置するなんて、真似しやがって!」
「それ、賛成〜……っと!!」
そしてランディが叫んだ言葉にシャマーラは頷いた後、それぞれの武器で思い切り叩いて、オートマタ達をショートさせて、態勢を立て直した。
「分析を開始します……弱点は水属性です!!」
一方ティオはクラフト―――アナライザーでオートマタ達の弱点を見た後、仲間達に助言し
「……だったら!アイスハンマー!!」
「氷の精霊よ、力を!猛吹雪!!」
「エニグマ駆動!ブルードロップ!!」
ティオの助言を聞いたエリィ、セティ、エリナはそれぞれ弱点属性のアーツや魔術をオートマタ達に放った!するとオートマタ達はなんと自爆し、近くにいるロイド達を巻き込んだ!
「ぐっ!?」
「うおっ!?」
「きゃあっ!?」
自爆に巻き込ま
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ