第40話
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ティは驚き、ティオとエリナは声を出し
「??なんか、どっかで聞いた事があるような……?」
「なんだ、有名人なのか?」
シャマーラは首を傾げ、ランディはロイド達に尋ねた。
「あ、うん………ある意味、知名度で言うならイリアさん並みかもしれない。」
「ディーター・クロイス………大陸有数の資産家にして国際経済の中心人物の一人………現IBC総裁ですね。」
「おお、銀行のトップかよ!?」
「ああっ!思い出した!」
ティオの話を聞いたランディは驚き、シャマーラは声を上げた。
「まったく………大使館でクロスベルの知名人は学んだというのに、もう忘れたのですか?」
シャマーラの様子を見たエリナは呆れて溜息を吐いた。
「元々、父の旧い友人だったの。祖父とも昔から親交があってそれで仲良くさせてもらっていて………娘さんは、私の幼馴染にあたるわね。」
「そうだったのか………しかしそんな人だと………不在だとしても仕方ないか。」
「うん……一年の半分くらいは外国を飛び回っているらしいから。でも、駄目で元々だわ。私の友人ならいるかもしれないし、訪ねるだけ訪ねてみましょう。」
「ああ、そうしよう………しかし、これで何とか捜査の目処がついたけど……」
「……メールの意図ですね。脅迫状もそうでしたがどういうつもりなんでしょう?」
エリィの提案にロイドは頷いた後ティオと共に考え込み
「ま、せっかく向こうからわざわざ接触してきたんだ。ここは敢えて乗ってみようぜ。」
「今の所はそれしかないもんね。」
ランディとシャマーラはそれぞれ言った。
「そうね……行きましょう、IBCビルへ。」
その後ロイド達はIBCのビルの前まで来た………
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