第40話
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さん、エリィさん。」
「い、いや、別にお祝いを言われるような事はしてないぞ?」
「そ、そうよ………ただちょっと、色々話したっていうだけで………」
ランディとティオの言葉を聞いた2人は慌てだした。
「なるほど、色々ねぇ。―――で、どこまで行ったんだ?」
「ランディ!」
そして興味深そうな様子で聞いていたランディはロイドは怒鳴り
「ちょ、ちょっと!ティオちゃん達もいるのに………」
エリィは慌てた。
「どこまて行った……ああ、お付き合いの過程で色々な段階を踏むという―――」
「いやいや、無いから!」
ティオの言葉を聞いたロイドがすぐに否定した。
「ひゅーひゅー。」
「……ひゅーひゅー。」
「クスクス……」
「フフ、2人ともアツアツだね〜?」
「シャマーラ。面と向かっていうのはさすがに可哀想ですよ?」
そしてランディとティオはからかい、セティは微笑み、シャマーラはからかうような表情で見つめ、エリナは微笑みながらシャマーラに注意した。
「い い か げ ん に し な さ い。」
「はい……」
一方エリィはすざましい威圧を纏った笑顔でランディ達を見回して黙り込ませた。
「まったく………俺とエリィの関係を疑うなんてそんなのあり得ないだろう?」
一方ロイドは呆れた表情で答え
「……え………」
ロイドの言葉を聞いたエリィは驚いてロイドに視線を向けた。
「そもそも釣り合わないっていうかそんな雰囲気にならないっていうか………なあ、エリィ?」
そしてロイドは苦笑しながら答えた後、笑顔でエリィに尋ねたが
「……………………………」
「………あれ。」
怒りの表情のエリィに睨まれ、呆けた。
(おいおい……)
(踏みましたね……)
(やれやれ……そんなんじゃ、先が思いやられるよね?)
(そうですね。そこがお父様と違いますね。)
(鈍感………)
その様子を見ていたランディ達は呆れ
(あっははは!見ていて本当に飽きない男だねぇ!)
(クカカカカッ!さすがだ……さすがだよ、ロイド!)
エルンストとギレゼルは陽気に笑い
(フウ………こういう所を教育し直しておかないとね……)
(………鈍感な人間だ。私でもわかるぞ………)
(無自覚で異性を惹きつける………一番性質の悪い人間だな………)
ルファディエルは溜息を吐き、メヒーシャとラグタスは呆れ
(エリィさん、可哀想です……)
(自分の気持ちをわかってもらえないなんて、エリィ、可哀想………)
(あ〜あ、踏んじゃったね、ロイド。)
(こういう所はウィルと違うわね。)
水
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