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「―――、――」
驚く自分の混乱をよそに、メイドさんが声をかけると仮面の人はテクテクと駆け寄っていく。
「この方に関しては気にしないでください。 特に何かしたりはしませんですから」
「あ…はぁ…」
メイドさんは特に驚くでも動揺するでもなく、当たり前のようにその不気味な仮面の人がいる事を容認していた。
いや…気にするなと言われても、色白無言でついてくる仮面の人とか不思議すぎて気になってしまいます。
「では姫陛下の所にお連れしますので、私に付いて来てください」
しかしそれ以上の問答は続かず、メイドさんは先にスタスタと進んでいった。
僕はビクビクしながらも仮面さんの横を通って、メイドさんの言う通りに後に付いて行く。
「―――、――」
そして仮面の人は少し遅れて僕の後ろにテクテクと歩き出した。
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