第五十六話 最終編第二話!巨人は永遠に最下位でいろ!!その十五
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「あのドラマシリーズの様に普通の警察官とよく交わるかというとだ」
「違うんですね」
「実際はそうでもないんですね」
「防衛省で言うキャリア官僚の世界だからな」
完全にそれだというのだ。
「また違う」
「そういうものですか」
「そういえば数自体少ないですし」
「もう現場とか普通の警察官とはですね」
「別個ですね」
「そうなのだ、それを知らないでキャリアどうとか言う批判はあるが」
国家一種優遇、キャリア重視の問題があるのは確かであろうがだ。
「的外れな特権階級、官僚批判はまた違う」
「ありますね、よく」
「マスコミとか知識人もどきの」
「叩いてる連中不思議と格差社会だの日本が孤立だの言ってるのと一緒ですね」
「同じ顔触れですね」
二人も言う。
「そうした批判はですね」
「注意して聞くべきですね」
「そういうことだ、ではな」
ここまで話してだ、悪田部は二人にあらためて言った。
「君達は終わればだ」
「はい、何はともあれですね」
「就職先は決まってますね」
「じゃあ将来安泰ですね」
「何か色々気になることがあっても」
「そうだ、ちなみに君達は陸自に入るのだな」
悪田部は就職先の確認もした。
「そうだな」
「はい、そのつもりです」
「何か陸自さんの方がいい感じですから」
「そっちに入ろうって思ってます」
「二人共」
「そうか、飯はまずいがいいか」
悪田部はこのことも言った。
「陸自さんはな、しかも設備は悪い」
「空自さんや海自さんと比べて」
「そうなんですか」
「そして災害にはだ」
自衛隊最大の敵である、何といっても。
「最初に向かう」
「それが陸自さんなんですね」
「まさに体力勝負で」
「そして色々と耐える」
「そうしたお仕事なんですね」
「それでもいいな」
二人にこのことを確認するのだった。
「陸自さんで」
「まあそれはです」
「入隊するまで考えます」
二人はこう悪田部に答えた。
「それまで時間ありますから」
「それまで考えます」
「それでそれからです」
「決めますから」
「そうか、わかった」
悪田部は二人の返事を聞いて頷いた。
「ではその様にな」
「じゃあどんどん倒して」
「ボーナスゲットします」
「さっきやっとまた倒せましたし」
「今度もそうします」
「ではな、私は日本に帰る」
ワープをして、というのだ。
「国会に出ないといけない」
「ああ、国会ですね」
「悪田部さん国会議員でもありますからね」
防衛大臣であるち共にだ。
「それじゃあですね」
「国会にも出て、ですね」
「そちらの仕事を行う、ではまた会おう」
「はい、次回で最終回ですけれど」
「宜しくお願いします」
遂にこの作品も次回で終
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