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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter58
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た物がゴーレムを砕く。

エスミ「っ!!何者ですの!?」

雄也「…優花!」

優花「ここからは私も戦う!」

オスカーを手に持ち瞳をゴーレムクイーンを見据えて仁王立つ、俺の眼前には覚悟を決めた優花が立っていた。

作者SIDE

エスミ「あなた…何者ですの?」

優花「優花…あなたたちにちょっと因縁がある子供よ」

未だに岩石の手に捕縛されている雄也を他所にこの二人の間で話し合いが行われる。

エスミ「そのデバイス…記憶にありますわ、確か、このパンデミックと平行で行われていたプロジェクトDKで使われていた試作機…あなた、プロジェクトの関係者かしら?」

優花「今となったら、そんなの関係ないわ…」

エスミ「そう、確かにその通りですわね、私に倒される方のことなど気にすることも…ありませんわ!」

二人の戦闘の火蓋が切って落とされ、優花に破壊されたゴーレムの変わりに生成されたゴーレムと後方にいる遠距離型のゴーレムが動き出して優花も動きを合わせて動き出した。

雄也「優花!くそ!待ってろ今助けに…」

雄也は優花には相手が荷が重いと思い必死になって束縛を破壊しようともがき始める。

音姫「雄也くん!」

そこに、後方にいた音姫がやって来る。

雄也「音姉!直ぐに優花を下がらせてくれ!優花じゃ、あいつには敵わない、俺もなんとかこいつを!」

音姫「雄也くん!少しは落ち着く!」

雄也「落ち着いてなんていられ…」

音姫「冷静をかいたら見えるもの見えないよ!優花ちゃんの戦いをみて、戦ってた時気づかなかったと思うけど、あの人の弱点が見えてくるの」

雄也「ゴーレムクイーンの…弱点?」

優花が危険な立場にいることで冷静さを欠けていた雄也に音姫が宥めて、冷静さを持たせると雄也は音姫と共に優花とエスミの戦いを観察する。

優花「はああぁっ!」

ゴーレムの攻撃を避けながら隙あればオスカーで突いて着実とダメージを蓄積していく

優花「はぁ…はぁ…本当、押されてるわね」

エスミと優花、この二人では圧倒的な経験の数がこの戦闘に現れており、冷静に対処するエスミに対して、ゴーレムの猛攻を防ぎながら隙をうかがっている。

雄也「…どうして、オスカーの変形機構を使わない?あれでもう少しましな立ち回りだって…」

音姫「それはもうすぐわかるよ」

何故、オスカーの長所である変形を使わないのか疑問視している雄也に音姫が直ぐにわかると話すと、その直後優花が動いた。

優花「さてと…そろそろ…」

エスミ「そろそろ、息が上がってきましたか!」

エスミは近接型のゴーレム2体を優花目掛けて動かし、優花とゴーレムの間合いが2メートル程に縮まった時、優花がバックステ
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