第20話『吹き渡る風』
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女は笑顔で「良かった」と言ってくれた。俺は「すいません」と返し、頭を下げた。
──このように、俺が普通に魔術を使えるようになってからも、日常が見違えるように変わるということはなかった。皆は俺の変化に気づくこともなく、ただただ“平凡”な毎日を共に過ごし続ける。
だから俺も、この先もそんな生活が続くのだと思い込んでいた。
これが、俺の"非日常"の幕開けとも知らず。
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