プロローグ
プロローグ V
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たのかを、そしてお前を助けられなかった事を……
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白夜SIDE
マドカ達の一件で世間が落ち着いた頃には2月…即ち受験シーズンに突入していた。
確かマドカはIS学園へ入学する為に受験することは大体知ってるし、オマケに丁度今は依頼は無いから、折角だし受験会場にでも行ってみっか。
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『きゃっきゃっ……』
流石はIS学園の受験会場だな、女子校とだけあって女子が多いな。マドカも代表候補生ってだけあって結構な人気者だしな。
女子校の受験会場に侵入するのは幾ら俺でも気が引けるが、俺の能力を使えば気付かれずにマドカの受験姿を見届けるなんて造作もないだろうな。
よし、行くか。
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ふむ……国立なだけあってか警備も厳重だし、監視カメラも沢山備わってるな。
けど、残念だが俺にそんな子供騙しは通用したりしないぜ。もとより通気口を通ってるんだから尚更見つかったりしないよ……
通気口を通るのは正直嫌いな方だけど、もう通気口は長いこと暗殺で使って来たからもう慣れた。
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それからより詳しく知りたいから人気のないところを散策してたらある広い空間に降り立った。
直後にその空間の中央に置かれてたヤツに目が止まった。
白夜「ん?こいつは__」
「ISよ。あなたなら見て解るのじゃない?」
白夜「??」
「んふふ……」
千冬「まさかと思ってたが、更識が言った通り来るとはな」
けっ!よりによって千冬と鉢会うって本当ついてねぇ……てかそっちの扇子を持った青髪は……
白夜「そっちは確か、更識家当主の更識 楯無だな?
楯無は更識家当主が襲名する名であんたの本名は更識 刀奈。
ロシアの国家代表で専用機の名は、グストーイ・トゥマン・モスクヴェ(モスクワの深い霧)だったかな?」
楯無「へ〜ぇ、そこまで知ってるんだ。
でも機体の名は違うわ、今は“ミステリアス・レイディ(霧纏の淑女)”よ」
そう言って開かれた扇子には“惜しい”と書かれていた。
なんだよその扇子、セリフ代わりか?
楯無「それで、何故白夜くんはここに来たのかしら?もしかして覗き?」
白夜「なワケあるか!」
楯無「冗談よ。マドカちゃんの事でしょう?」
全部お見通しかよ……千冬の野郎チクりやがったな?
楯無「沈黙はYesって取るわよ、良いかしら?」
白夜「好きにしろ、どうせ当たってんだからな……」
たく……面白くねぇが言い返せん以上は仕方ないか……
千冬「一夏、私は__」
白夜「何度言えば解るんだブリュンヒルデ。俺は白夜だって言って
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