第2話
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ない!!ふざけないでよ!!」
私は、遊矢のことが好きだ。だけど、遊矢の中には常に柚子がいた。だから、諦めようとした。仲間の一人として一緒に笑っていられれば十分だって。でも、柚子を見て考えを改める。柚子に遊矢は渡さない。違うわね、遊矢を奪い取ってみせる。
「決めた。私は遊矢を奪い取ってみせる。貴女は遊矢に相応しくないわ」
「……させない。遊矢は絶対に渡さない」
「勝手に言っていなさい。私はただ鉄の意志と鋼の強さで奪い取るまでよ!!」
遊矢が悲しむだろうから、いま少しだけは預けておいてあげるわ。だけど、いずれ奪い取る。邪魔するものは全て焼き払ってでも。
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