第2話
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マジシャンを融合、オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン!!」
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン ATK2500
「エクシーズ、シンクロ、融合までも」
「本当は儀式も突っ込んであるんだけど、生憎と手札にないんでね。ボルテックスの効果を発動。特殊召喚された時、相手の場の表側表示のモンスター1体を手札に戻す。サイバー・ツインを戻してもらうよ。そしてサイクロンで右のカードを破壊」
「サイバー・ヒドゥン・テクノロジーが」
「さあ、バトルだ!!モンキーボードで攻撃、この瞬間にアブソリュート・ドラゴンの効果を発動。ORUを一つ取り除き、攻撃を無効にする」
「自分の攻撃を?まさかダブルアップチャンス!?」
「アブソリュート・ドラゴンの効果は終わってないよ。攻撃を無効にした後、墓地から『オッドアイズ』モンスターを特殊召喚する。蘇れ、メテオバースト!!」
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン ATK2500
「3体のオッドアイズとリベリオン・ドラゴンでダイレクトアタック!!」
「まだです!!手札から速攻のかかしを、発動しない!?」
「メテオバーストが場にいるとき、相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できないんだ。というわけで、お楽しみはこれまでだ!!撃滅のクアッドブレイク!!」
「ぬわあああああ!!」
鮫島 LP4000→0
「遊矢ーー!!あなた、一体どこに行ってたのよ!!行き先も告げずに、連絡も一切なしで、予定の日程になっても帰ってこないし!!おばさん、遊矢までいなくなっちゃうんじゃないかって、ずっと心配して、私だって、心配で。遊矢〜〜、無事でよかった〜〜!!」
デュエルを終えて控え室から母さんや柚子に連絡を入れて5分ほどで柚子が控え室に飛び込んできた。最初は怒鳴っていたのに最後には泣きながらオレに抱きついてくる。笑顔にしてやりたいけど、多分怒らせることと悲しませることしかできないだろうな。
「ごめんな、柚子。心配かけた。色々あって、さっき舞網に戻ったばっかなんだ。旅のことはまだ話せないことが多いけど、それでも旅に出てよかったと思ってる。やりたいこととやらなきゃいけないことをオレは見つけたから。だから、しばらくしたらまた舞網から離れるよ。多分、チャンピオンの座も降りる必要があると思う」
「やっぱりなの?チャンピオンが嫌になったの?エンタメデュエルが辛いの?」
「違うよ、柚子。オレがやりたいこと、そのためにはチャンピオンとか講師の掛け持ちができないんだ。どれもが中途半端になるから。嫌になったわけでも、辛いわけでもない。まあ、半年前と今のオレのエンタメデュエルは違うものだろうけどな」
「なら、私も一緒に」
「ダメだよ、柚子。今
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