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遊戯王ARC-V 千変万化
第2話
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デュラムモンスターはエクストラデッキに加わるよ」

「普通のデッキに入っているモンスターがエクストラデッキに?」

「お楽しみはもう少し先さ。さらに手札を1枚墓地に送って魔法カードペンデュラム・コールを発動。デッキから名前の異なる『魔術師』Pモンスターを2枚手札に加える。オレは、慧眼と竜脈を手札に加える。カードを1枚伏せて、2体のオッドアイズをペンデュラムゾーンにセット」

オッドアイズをセットすると同時にオレの左右に青い光の柱が立ち上がり、その中にオッドアイズが浮かんでいる。そしてその下に4が書かれている。

「これは一体!?」

「そしてエンドフェイズ、ペンデュラムゾーンにセットされているオッドアイズを破壊する。そして攻撃力1500以下のPモンスターを手札に加える。オレはEMギタートルとモンキーボードを手札に加える。先ほどと同じようにオッドアイズはエクストラデッキに送られる。これでターンエンドだ」

榊遊矢 LP4000 手札4枚
場 天空の虹彩
セットカード1枚

「私のターン、ドロー!!」

「スタンバイフェイズにリバースカード発動、和睦の使者。このターン、オレのモンスターは戦闘では破壊されず、戦闘ダメージも受けない。まあ、モンスターはいないけどね。それからこのタイミングで和睦の使者を発動している理由がわからない人たちに説明しよう。通常魔法、ナイトショットというカードがある。このカードは相手の魔法・罠を破壊する効果があるんだけど、これに対象を取られたカードはチェーンで発動することができない。今ここでナイトショットを握られていた場合、オレの場はガラ空きとなり、サイバーの融合モンスターを出された時点でオレの負けとなる。そのリスクを回避するためのスタンバイフェイズでの発動だ。覚えておいたほうがいいよ」

「確かに私の手札にはナイトショットがありますが、そこまで読み切りますか」

「アクションマジックだって万能じゃない。最低限の保険は用意しておくものだよ。それでどうする?」

「そうですね、サイバー・コアを召喚して効果でサイバー・ヒドゥン・テクノロジーを手札に加えます。そして、カードを2枚セットして、融合を発動。手札のサイバー・ドラゴンと場のコアを融合。融合召喚、サイバー・ツイン・ドラゴン!!そしてターンエンドです」

鮫島 LP4000 手札2枚
場 
サイバー・ツイン・ドラゴン ATK2800
セットカード2枚

「オレのターン、ドロー!!まずは、EMギタートルとモンキーボードをPゾーンにセット。ギタートルの効果を発動。もう片方のPゾーンに『EM』カードが発動した場合、ドローできる。よってドロー。そしてモンキーボードは発動したターンのメインフェイズにデッキからレベル4以下のEMモンスターを手札
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