第五幕その一
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王子が馬のその言葉に応えます。
「そしてだよ」
「うん、景色を見たりお喋りを楽しむんだね」
「歩きながらね」
「急いで行くものじゃないね」
「ピクニックはそうしたものだよ」
「だからだね」
「君もね」
物凄く早く走ることが出来る馬もというのです。
「急ぐ必要はないよ」
「それじゃあね」
「アスレチックかあ」
そう聞いてです、ジョージは晩御飯の牡蠣フライを食べつつ言うのでした。フライにかけているソースもとても美味しいです。
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