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ぶそうぐらし!
第24話「だいがく」
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ういや、解析班は?」

「だいぶ進歩してるってよ。もうすぐワクチンもできるらしい。」

「そりゃいい。これで無茶もできるってもんだ。」

「...一般からすれば、お前のやってる事は常に無茶だ。」

  ははは。何を言う。ただ素手で戦車と戦いにいったりする程度じゃないか。

「じゃ、行ってくる。」

「おう、任せたぞ。」

  他を仲間に任せ、俺はナイフを手にビルに入っていった。





〈あ゛あ゛ぁ〜...。〉

「っと。」

  通り過ぎ様にナイフを一閃。奴らの首を刎ねる。

「そこまで多くないな。これなら楽勝だ。」

  言ってる内に挟み撃ちされたので、壁の手を掛けれる所に手を掛け、飛び上がると同時に奴らの頭を蹴り抜く。
  足から頭蓋骨を砕く感触を感じ、倒した事を確認する。

「...普通に走るの面倒だな。...幸い、そこまでボロくはなってないし...っ!」

  床を蹴り、壁を蹴り、天井を蹴る。そして一気に加速していく。
  なお、すれ違った奴らはもれなく首切りをプレゼントしている。

「さーて、くまなく探索だ!」





「...っと、もう屋上か。」

  しばらくして、俺は屋上に辿り着く。

「残ってる...とは思えないな。気配もしないし。」

  そういう訳で、ビルの制圧は完了だな。

「さて、降りるか。」

  やる事もやったので、俺は屋上のフェンスを乗り越え、そこから降りる。
  窓の縁や壁の溝、ナイフなどを駆使して、一気に降りて行く。

「もっと手応えあると思ったんだがな。」

  そう思いながら、俺は仲間達と合流しに行った。

  ...合流した時驚かれたが。












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